テーマ:生命倫理

『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その9

分析と勧告 http://bioethics.gov/sites/default/files/Ethics-and-Ebola_PCSBI_508.pdf  生体試料の収集、使用、国際的な共有において、研究者をはじめとする関係者は、公衆衛生上の緊急事態における生体試料収集の課題に倫理的に適応し、共有された試料を使用した研究成果の…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その8

公平な利益の共有  生体試料データの共有、とりわけウイルスの遺伝子配列は、公平な利益共有の問題を提起することになる。研究で使われる試料の提供者は研究利益へのアクセスを拒まれてはならないという互恵(相互性/相互利益)と公正に関わる問題だ。互恵とは生体試料を共有した個人またはコミュニティには、その研究がもたらす利益に対しアクセスが確保され…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その7

研究のための生体試料の収集、使用、国際的共有 http://bioethics.gov/sites/default/files/Ethics-and-Ebola_PCSBI_508.pdf 問題の所在  生体試料の収集と共有は診断、治療薬を開発し、研究成果を治療に生かし、病因、病理や遺伝子上の決定因子の解明に大きな貢献を果たす…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その6

 ここで検討した4要因はすべて、緊急事態でも他の場合と同様、研究の対象となるコミュニティの疑問に答え、倫理的にも実務的にも受け入れ可能にすることの重要性をはっきりと示している。ワクチン開発でも、治療薬の開発でも、エボラに対する実験的な手段を評価することが緊急に必要だと考えられている以上、信頼できる結果を生み出すための様々な試験のデザ…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その5

分析と勧告 http://bioethics.gov/sites/default/files/Ethics-and-Ebola_PCSBI_508.pdf  プラセボを使った無作為臨床試験の倫理論争は新しいものではない。だが、その議論は一定の条件のもとで、証明された治療法があるときにプラセボ使用は倫理的に正当化できるのかとい…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その4

公衆衛生の緊急事態における研究倫理 http://bioethics.gov/sites/default/files/Ethics-and-Ebola_PCSBI_508.pdf 公衆衛生の緊急事態は、臨床研究の実施に共通して求められる倫理的配慮を複雑にする。流行に伴い恐怖と絶望が生じ、切迫感が高まるので、人を対象とする研究…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その3

 現在も続いている感染症の流行との闘いの長い歴史は、HIV/エイズや重症急性呼吸器症候群(SARS)、結核(TB)などの拡大防止策も含め、今回のエボラの流行にも関連して多くのことを教えてくれる。 HIV/エイズ  米国は2010年、HIVに感染した外国人に対し20年以上続けられてきた入国および移住規制を撤廃した。HIV/エイズに…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その2

経験からの教訓:過去、現在における公衆衛生上の規制策 http://bioethics.gov/sites/default/files/Ethics-and-Ebola_PCSBI_508.pdf  以前からあった流行同様、現在のエボラの流行も感染症に対する社会の見方が、いかに市民の自由を非倫理的に侵害し、病気にかかっている…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート2 その1

PA RT II  保健計画と対応 今回の経験から http://bioethics.gov/sites/default/files/Ethics-and-Ebola_PCSBI_508.pdf 公衆衛生上の緊急事態における行動制限など規制力のある対策について  現在の西アフリカにおけるエボラの流行とそれに関連して起きた米国内…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』パート1 その5

分析と勧告 http://bioethics.gov/sites/default/files/Ethics-and-Ebola_PCSBI_508.pdf  今回の公衆衛生上の緊急事態 ― そして脅威を感じたときの社会的対応とエボラ上陸症例数は極めて限定されていたという現実 ― により、米国社会は、他国の保健危機がわが国にとって…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』 パート1 その4

米国内でのエボラ症例  特定の部局の、とりわけエボラの流行に以前から取り組んでいた人たちの間では、エボラは数カ月前から懸案事項だったが、米国の政府や公衆衛生機関、メディア、社会が西アフリカの流行に関心を持つのは2014年8月、医療支援を行っていた米国人2人が治療のために米国内に運ばれてからだった(注67)。その直後の時期には、より…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』 パート1 その3

現在のエボラの流行  世界的にも、各国でも、公衆衛生機関の多くは様々な理由から今回のエボラの流行を認識するのが後れた(注31)。歴史を見ても分かるように、大きな流行の発生時には、対応が遅れ、混乱し、後になってからでないと認識されないこともしばしばある(注32)。エボラおよび西アフリカの流行に関する生きた疫学情報や臨床情報は、不完全…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』 パート1 その2

自由を制限する公衆衛生政策と侵害の最小化原則 http://bioethics.gov/sites/default/files/Ethics-and-Ebola_PCSBI_508.pdf  公衆衛生上の緊急事態では、対策のあり方を倫理な面からも、実務的な面からも検討しなければならない。その両方の理由から、公衆衛生上の緊急事態へ…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』 パート1 その1

(解説) 米国の生命倫理問題研究に関する大統領諮問委員会(米生命倫理委員会)が2月26日に発表した報告書『『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』(ETHICS and EBORA Public Health Planning and Response)の本文部分の日本語仮訳です。分量が多いので小分けにして掲載します。  英…
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』から 7つの勧告

(解説)生命倫理問題研究に関する米大統領諮問委員会(生命倫理委員会)の報告書『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』から7項目の勧告だけを抜き出して日本語仮訳を掲載します。実は「勧告」にいたる「分析」の部分が重要なのですが、こちらは長いので、余裕があればいずれそのうち。 パートⅠ エボラと倫理課題概観 勧告1 …
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『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』から1 大統領宛書簡

(解説) 生命倫理問題研究に関する米大統領諮問委員会(生命倫理委員会)の報告書『エボラと倫理的課題:保健計画の策定および対応』は付属資料や参考文献一覧も入れると90ページもあるので、全部はとても訳しきれませんが、プレスリリースに続き、少しさわり部分を紹介します。まずは生命倫理委員会についての簡単な紹介と大統領宛の手紙の日本語仮訳です。 …
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公衆衛生対策には倫理面の準備が必要なことをエボラは教えている 米・生命倫理委員会が大統領に報告

(解説) 西アフリカにおけるエボラの流行は、保健分野における様々な倫理的課題への対応を迫る現象でもありました。今回の流行により新たに生まれた課題というよりも、すでにHIV/エイズをはじめとする様々な新興・再興感染症の流行を経験する過程でしばしば指摘、ないしは自覚されながらも、喉もと過ぎれば熱さを忘れる式に放置されてきた問題にまたまた…
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