CDC バイタルサインズ 生命を救うHIVケア(その1)

(解説) 健康医療分野の様々な課題について、図表などを使い分かりやすく説明する米疾病予防管理センター(CDC)のオンライン月刊レポート「バイタルサインズ」が、HIV検査、治療の普及の必要性を特集しています。
 HIV治療により体内のウイルス量を低く保つことができれば、HIVに感染しても平均寿命と同じくらい長く生きていけるようになったし、性行為などで他の人にHIVが感染するリスクも大きく低下する。ただし、米国内の推定120万人のHIV陽性者のうち、そのために必要な治療を受けている人は4割、実際にウイルス量を低く保つことができている人となると3割にとどまっているということです。
 この日本語仮訳は文字情報だけですが、実際のページはグラフィックがふんだんに使われ、見やすくなっています。こちらでご覧下さい。
 http://www.cdc.gov/vitalsigns/hiv-aids-medical-care/index.html




CDC バイタルサインズ 生命を救うHIVケア (その1)
 ウイルス抑制が鍵を握る 2014年11月
 http://www.cdc.gov/vitalsigns/hiv-aids-medical-care/index.html

120万人  米国のHIV陽性者数は2011年現在、120万人を超えている。

 10人中4人 HIV治療を受けているHIV陽性者は全体の4割にとどまっている。

 10人中3人 体内のHIV量が抑えられているHIV陽性者は全体の3割にとどまっている。


 体内のウイルス量を抑制することはHIV陽性者にとって非常に重要です。ウイルス抑制とは、体内のHIVの量が非常に低いレベルで抑えられているということです。それでも体内にウイルスは残っています。HIV治療薬を服用することでHIV陽性者がウイルス抑制を果たすことができれば、ほぼ平均寿命近くまで生きていくことができるし、他の人にウイルスが感染する確率も大きく減少させることができます。HIV予防とケアがここまで進歩しているのに、ウイルス抑制が実現できているのはHIV陽性者の30%にすぎません。ただし、継続してHIV治療を受けている陽性者では、76%がウイルス抑制を果たしています。治療を続けていくことで生命を救うことができます。

医師、看護師、保健機関は以下のことができます:

 ・通常の医療行為の中で患者のHIV検査を行う。
 ・HIVに感染していない患者に対し、感染予防についての相談を行う。
 ・HIV陽性者がHIV治療薬の服用を続け、食事や住居、精神保健などの支援サービスもきちんと受けられるようにする。
 ・HIV治療が継続できるよう保健当局と協力する。


【バイタルサインズについて】
 CDCのバイタルサインズ月刊レポートは2010年に発足しました。MMWRの速報、グラフィックのファクトシート、ウエブサイト、メディアリリース、ソーシャルメディアツールなどで構成されています。ほとんどの素材は英語とスペイン語で提供しています。
 バイタルサインズは毎月第1火曜日に発行しています。大腸がん、乳がんのスクリーニング、肥満、飲酒と喫煙、HIV検査、自動車事故、循環器疾患、十代の妊娠、院内感染、食品衛生などがこれまでに取り上げられています。
 毎月の購読を希望される方は登録して下さい。バイタルサインズの情報は幅広く使用することができます。CDCバイタルサインズボタンやemailアップデートなどCDCのソーシャルメディアツールをご利用下さい。利用者のウエブサイトで直接レポートを受けることもできます

 

CDC Vital Signs
HIV Care Saves Lives
Viral Suppression is Key
November 2014

1.2 M
In 2011, more than 1.2 million people were living with HIV in the US.

4 in 10
Only 4 in 10 people living with HIV were in HIV medical care.

3 in 10
Only 3 in 10 people living with HIV achieved viral suppression.

Viral suppression is key for people living with HIV. Viral suppression means having very low levels of HIV in the body, even though the virus is still there. Achieving viral suppression by taking HIV medicines allows people living with HIV to have nearly normal lifespans and greatly reduces their chances of transmitting the virus. While we have made progress in HIV prevention and care, only 30% of all people living with HIV have achieved viral suppression. If they are in HIV medical care, however, 76% of people achieve viral suppression. Getting and keeping people in HIV medical care saves lives.


Doctors, nurses, and health care systems can:

•Test patients for HIV as a regular part of medical care.
•Counsel patients who do not have HIV on how to prevent it.
•Make sure people living with HIV are prescribed and take HIV medicines, stay in care and get supportive services such as nutrition, housing, or mental health services.
•Work with health departments to get and keep people in HIV medical care.

About Vital Signs
The CDC Vital Signs monthly report was launched in 2010. It includes a MMWR Early Release, a graphic fact sheet and website, a media release, and social media tools. Most of the materials are available in English and Spanish.

Vital Signs is released the first Tuesday of every month. Issues include colorectal and breast cancer screening, obesity, alcohol and tobacco use, HIV testing, motor vehicle safety, cardiovascular disease, teen pregnancy and healthcare-associated infections, foodborne disease and more.

Please sign up to get Vital Signs each month at Vital Signs. Feel free to share CDC Vital Signs information broadly with your partners. Take advantage of CDC’s social media tools, such as the CDC Vital Signs buttons and email updates. You can have CDC Vital Signs reports sent directly to your own website to display through our content syndication service.

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