エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト

アクセスカウンタ

zoom RSS TOP-HAT News 第66号(2014年2月)

<<   作成日時 : 2014/03/03 18:39   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
メルマガ:TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第66号(2014年2月)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
なお、東京都発行のメルマガ「東京都エイズ通信」にもTOP-HAT Newsのコンテンツが掲載されています。購読登録手続きは http://www.mag2.com/m/0001002629.html で。
エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに Moving(感動的)と評価されたスピーチ

2 今年は大阪 日本エイズ学会

3 サイト紹介《HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究班》

◇◆◇◆◇◆

1 はじめに Moving(感動的)と評価されたスピーチ
 国連合同エイズ計画(UNAIDS)と英国の医学誌ランセットの呼びかけで作られたUNAIDS・ランセット委員会の最終会合が2月13、14の2日間、ロンドンで開かれました。日本からは安倍首相夫人、昭恵さんが委員として出席し、そのスピーチはUNAIDSの公式サイトに掲載された2月18日付の特集記事《First Lady of Japan to champion ending AIDS》(日本のファーストレディがエイズ終結に向けた闘いのチャンピオンになろうとしている)でMoving(感動的)と紹介されています。
http://www.unaids.org/en/resources/presscentre/featurestories/2014/february/20140218fljapan/

 UNAIDS・ランセット委員会について少し説明しておきましょう。21世紀の開発分野で国際社会の共通目標となっていたミレニアム開発目標(MDGs)が2015年に最終年を迎えるため、国連では現在、2015年以降の新たな目標(ポスト2015)をどのようなものにするか、議論が進められています。委員会はそのポスト2015に向けたエイズと国際保健分野の提言をまとめるため、昨年5月に発足しました。マラウィのジョイス・バンダ大統領、アフリカ連合のンコサザナ・ドラミニ=ズマ委員長、ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院のピーター・ピオット学長の3人が共同委員長を務め、政府指導者やファーストレディ、エイズおよび保健分野の専門家、若者、アクティビスト、民間企業の代表らが委員になっています。これまでにアフリカ、アジアなど各地で地域レベルの会合を開催し、以下の3点について幅広く意見を集約しつつ検討を進めてきました。

・「エイズの終わり」に向けて何が必要か。その課題と展望
 ・エイズ対策の経験をどのようにして国際保健と開発の変革に生かしていくか
 ・ポスト2015の開発課題として国際保健とエイズ対策をどのように位置付けるか

 ロンドン会合はその集大成で、これをもとに具体的な提言を含む委員会報告書が5月か6月にランセット誌上で発表される見通しです。安倍昭恵さんは昨年11月に委員に加わり、最終会合ではガーナのジョン・ドラマニ・マハマ大統領、ガボンのシルビア・ボンゴ・オンディンバ大統領夫人、ルワンダのジャネット・カガメ大統領夫人らとともに初日の13日にスピーチを行いました。UNAIDSによると、その中で昭恵さんは「この委員会は歴史的な役割を担っています。これまでに蓄積した知識と技術を生かし、次世代のためにHIVの流行を克服する新たな方法を見つけ、これまでに倍する努力を傾けられるようにすることです」「私たちは誰も置き去りにすることなく進んでいかなければなりません。より健康に生きていくことができるよう、エイズ対策の成果を他の分野にも活用しなければなりません」(英文プレスレリースからの日本語仮訳)などと語っています。また、先ほどの特集記事は次のように伝えています。

 《彼女はとくにHIV陽性者が直面している差別や偏見に心を痛めています。抱擁するか押しのけるか、その腕の長さ一つの違いです。「そのほんの1メートルが深い湾となって、HIV陽性者に対する正当化できない差別を生み出しています」と彼女は語りました》

 昭恵さんは昨年5月に横浜で開かれた第5回アフリカ開発会議(TICAD5)の国際シンポジウム「エイズを考える:アフリカと日本の共通課題」を主催して以来、何度か東京・新宿2丁目のコミュニティセンターaktaや日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラスの事務所などを訪れ、日本のエイズ対策と取り組む人たちとも現場で親しく話をしてきました。そうした積み重ねがスピーチにも反映されたのでしょうね。日本の貢献はお金だけではないし、日本国内にもエイズとの困難な闘いを続けている人たちはいるということを国際社会に知ってもらううえでも今回の委員会は貴重な機会となったようです。


2 今年は大阪 日本エイズ学会
 第28回日本エイズ学会学術集会・総会は今年12月3日(水)から5日(金)まで、大阪国際会議場(大阪市北区中之島5丁目3-51)で開かれます。テーマは《Cureは可能か?》。すでに公式ウエブサイトも開設されています。
 http://www.secretariat.ne.jp/aids28/

 《ところで「cure」とは単にHIVを感染者の体内から排除することよりは広い意味で私は考えています。抗HIV薬の副作用、不用意な感染告知やあってはならない差別によって生じた心の傷や不利益、さらにはHIVによって多くの方々がお亡くなりになったアジア・アフリカ諸国の人口構成の歪みに基づく諸々の社会・経済的問題も、最終的には「cure」されなければなりません。医学の究極の目的が「cure」であるならば、HIVという一つの病原体がもたらした全ての問題について、「cureは可能か?」、「cureするためには何をしたらいいのか?」、「cureを目指す過程でどのようにcareするのか?」という、いわば当たり前すぎる問いを、HIV感染症に関わる全ての方々に改めて議論して頂く場を今回の学術集会において提供できれば、と願っております》(塩田達雄会長の挨拶より)

 演題の募集期間は5月8日(木)〜6月26日(木)です。


3 サイト紹介《HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究班》
 厚労省の表記研究班によって開設されているウエブサイトです。
 http://www.haart-support.jp/

 《HIV感染症は抗HIV薬の多剤併用療法によって慢性疾患と捉えられるまでになったが、抗HIV薬の副作用や薬剤耐性変異株の出現など克服すべき課題が山積している状況である。
 HIV感染症の治療は長期に及ぶので長期にわたる患者支援も重要となってきている。
 本研究ではHIV感染症治療とケアにおける課題を明らかにし、解決方法を提示することを目的とする》

 「HIV感染症ってどんな病気?」という基礎的な情報から抗HIV治療ガイドライン、歯科診療やメンタルヘルス、各種研修会のお知らせまで、さまざまな情報が把握できます。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
TOP-HAT News 第66号(2014年2月) エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる