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zoom RSS TOP-HAT News第38号(2011年10月)

<<   作成日時 : 2011/10/31 15:51   >>

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        第38号(2011年10月)
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TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
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エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに コミュニティアクション2011に参加を

2 ネイルにレッドリボンを

3 喜びと悲しみが一度に来た一日 
〜国際エイズ学会(IAS)がスタインマン博士に追悼の辞

◇◆◇◆◇◆

1 はじめに コミュニティアクション2011に参加を
コミュニティアクション2011(Community Action on AIDS 2011)は、世界エイズデー(12月1日)を中心にした2011年の国内啓発キャンペーンのテーマ「エイズとわたし 〜支えることと 防ぐこと〜」に連動して進められるコミュニティ主導のキャンペーンです。キャンペーン実施期間は一応、11月15日から12月31日までですが、公式サイトは10月上旬に公開されており、実質的なキャンペーンはすでに進行中と言っていいでしょう。
 http://www.ca-aids.jp/

 サイトには東京都エイズ予防月間(11月16日〜12月15日)の講演会や様々な普及啓発イベントも紹介されています。12月1日の夜には、エイズに対する理解と支援の象徴である「レッドリボン」にちなみ東京都第一本庁舎も赤くライトアップされますね。

 世界エイズデーに向けた国内啓発キャンペーンテーマは昨年から、HIV/エイズの現場の声を反映しうるプロセスを模索中です。その結果、昨年のテーマは「続けよう」になったのですが、残念ながらテーマを決めた後の展開は十分とは言えませんでした。今年は何とかそこから一歩、踏み出そうというのが、コミュニティアクション2011のそもそもの出発点です。中身をひと言で説明すれば「全国のエイズイベント情報の集約と発信」ということで、公式サイトの「ごあいさつ」には次のように書かれています。

《「HIV/エイズに対する社会的関心が低下した」「誰も興味を示さない」「情報が極端に減っている」…本当にそうでしょうか。12月1日の世界エイズデーとその前後の期間に予定されている全国各地の自発的な動きがつながっていけば、「エイズとわたし」の異なる姿もまた見えてきます》

 サイトではイベント情報だけでなく、「わたしのエイズ宣言」も広く募集しています。エイズの流行について、私はどう考えているのか。「あまり考えていない」という人ももちろんいます。それもまた「エイズ」と「わたし」の関係のあり方のひとつですね。あまり考えていなかったけれど、それはどうしてなんだろうと考える機会もまた出てくるかもしれません。そうした機会が少しずつ増えていけば、コミュニティ主導のキャンペーンはひとまず成功と言うことができそうです。


2 ネイルにレッドリボンを
 コミュニティアクション2011の公式サイトでも紹介されていますが、サンスターが中心になって展開している「ネイルにレッドリボン」キャンペーンが10月1日、スタートしました。今年のキックオフは第1回AIDS文化フォーラムin京都の会場ですね。ブログにその報告が出ているので、ご覧ください。
 http://redribbon-nail.typepad.jp/blog/

 指先の爪にレッドリボンを描く。そのことでHIV/エイズの流行の視覚化をはかる。キャンペーンの趣旨を少々、理屈っぽく説明すれば、そういうことになります。理屈っぽいけれど、華やかというところがいいですね。キャンペーン自体は10月1日スタートになっていますが、AIDS文化フォーラムin京都の会場にレッドリボンのブースが登場したのは2日目の10月2日でした。

 ブログの報告によると、《今回“レッドリボンネイル”をしてくださったのは80人超!》だったそうで、指先のインパクトは大きいですね。「思った以上に多くの人が来てくれてびっくり。ネイルは描きながら話が弾むので、やっている方も面白いし、エイズについても、楽しみながら伝えられるのが、良いですよ」というコメントも紹介されています。


3 喜びと悲しみが一度に来た一日 
〜国際エイズ学会(IAS)がスタインマン博士に追悼の辞

 2011年のノーベル医学生理学賞の受賞者は、免疫システムの研究で大きな成果をあげた米国のブルース・ボイトラー博士、ルクセンブルクのジュール・ホフマン博士、カナダのラルフ・スタインマン博士の3人に決まりました。AFP通信の報道によると《選考委員らは声明で「ことしのノーベル賞受賞者らは、免疫システムの活動の基本原理を解明し、免疫システムの理解に革命をもたらした」と述べ、がんなどの治療における新しい可能性を開いたと指摘した》ということです。

 3人のうちスタインマン博士は実は、受賞者発表の3日前の9月30日に膵臓がんのため亡くなっていました。現行規則では死者にノーベル賞を授与することはできないそうですが、ノーベル財団はスタインマン博士の死亡を知った後、直ちに授与は有効との判断を明らかにしました。受賞者発表の段階で、選考委員会はスタインマン教授が死去していたことを知らされていなかったというのがその理由です。

 HIV/エイズ対策関係者にはもうひとつ、スタインマン博士に関する注目すべき「実は」があります。HIVの発見者として2008年にノーベル医学生理学賞を受賞したリュック・モンタニエ、フランソワーズ・バレシヌシ両博士に続き、HIV/エイズ研究の分野で3人目の受賞者になるからです。国際エイズ学会(IAS)の公式サイトには10月5日付で、エリ・カタビラ理事長とバレシヌシ次期理事長の追悼の言葉を紹介したプレスレリースが掲載されています。
 http://www.iasociety.org/Default.aspx?pageId=597

 バレシヌシ博士は「(受賞者が発表された10月3日は)HIVとエイズに取り組むすべての研究者にとって強く心に残る一日です。最初は尊敬する仲間の受賞の報に喜び、その後ですぐに彼が亡くなったという知らせを聞いて、喜びは深い悲しみに変わりました」と述べています。カタビラ理事長は「博士自身は受賞の知らせを聞くことはできませんでした。それでも、HIVコミュニティは博士の研究が最先端のHIVワクチン研究の道を切り開いたことを常に忘れないでしょう」と語りました。

 IASのプレスレリースによると、スタインマン博士が発見者の一人である樹状細胞は、免疫反応の発現に重要な役割を果たし、臓器移植の際の拒絶反応、抗がん作用、自己免疫疾患、HIV感染とエイズ発症などの研究に大きな影響を与えています。

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