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zoom RSS 国連合同エイズ計画(UNAIDS)がウガンダの反同性愛法案に懸念を表明

<<   作成日時 : 2011/05/12 01:08   >>

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(解説) ウガンダで同性愛者に対する刑罰を強化する反同性愛法案が国会に提案されていることに対し、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が10日、強い懸念を表明するプレスレリースを発表しました。その日本語仮訳です。
かつて英国の植民地だった国の中には、同性愛行為を違法とする植民地時代の反ソドミー法がいまなお残っている国がかなりあります。ウガンダもそうした国の一つであり、もともと同性愛行為は犯罪でした。その刑罰をさらに強化してHIV陽性者の同性愛行為には死刑も適用できるといった法律を成立させようとする動きが何年か前から顕著になり、今年1月には著名な人権活動家であるデビッド・カト氏が自宅で惨殺されるといった事件も起きています。
 http://miyatak.iza.ne.jp/blog/entry/2130857/
 国際社会の強い批判にさらされ、ウガンダでの反同性愛法制定の動きはいったん、なりを潜めたかに見えましたが、再び国会に法案が出てきたようですね。6月の国連エイズ特別総会ハイレベル会合に向けてHIV/エイズ政策における人権尊重の重要性を強調してきたUNAIDSとしては看過できない動きであり、プレスレリースではウガンダだけでなく、各国にも注意喚起を行っています。




国連合同エイズ計画(UNAIDS)がウガンダの反同性愛法案に懸念を表明
http://www.unaids.org/en/media/unaids/contentassets/documents/pressstatement/2011/20110510_PS_Uganda_en.pdf

【ジュネーブ 2011年5月10日】 UNAIDSは、ウガンダ国会が反同性愛法案を再び検討していることを強く懸念している。人の性指向を犯罪として扱うことは人権の否定であり、HIV対策の観点からは公衆衛生の脅威ともなるからだ。

「ムセベニ大統領のリーダーシップのもと、流行の初期段階におけるウガンダのHIV/エイズ対策は、同国内のHIV感染の拡大を抑える成果を上げてきた」とUNAIDSのミシェル・シデベ事務局長は語る。「最もHIV感染のリスクにさらされやすい人たちを含め、すべての人々の権利を尊重することこそが、HIV予防、治療、ケア、支援のサービスを普及させることになる。反同性愛法案は、その普及を妨げ、HIV/エイズの流行に影響を受けているウガンダの人々の尊厳と人権を奪うリスクをはらんでいる」とシデベ事務局長は付け加えた。

提案されている法律のもとでは、同性愛行為で有罪となった人は終身刑になるおそれがあり、HIV陽性者の場合は死刑の対象にもなる。また、すべての国民が「'同性愛行為」を警察に通報するよう求められている。ウガンダの現行法のもとでも、男性間の性行為はすでに違法であり、14年の懲役刑を受ける可能性がある。

HIVの流行30周年を記念して世界はいま、6月の2011年国連エイズ特別総会ハイレベル会合の準備を進め、HIVの新規感染ゼロ、エイズに関連した差別ゼロ、エイズによる死亡ゼロの目標に取り組もうとしている。そうした中で、UNAIDSは各国政府に対し、HIVに影響を受けるすべての人に対する法的な差別を撤廃するよう求めてきた。

世界の79の国と地域で、同性間の性行為はいまなお犯罪とされている。UNAIDSは各国・地域に対し、性的少数者を差別する法律を見直し、廃止するようを要請している。



UNAIDS expresses concern over proposed ‘Anti-Homosexuality Bill’ in Uganda
Geneva, 10 May 2011—UNAIDS is concerned over the renewed consideration by the Ugandan Parliament of an ‘Anti-Homosexuality Bill.’ UNAIDS considers the criminalization of people based on their sexual orientation a denial of human rights and a threat to public health in the context of the HIV response.

“Uganda’s early leadership in the HIV response under President Museveni helped reverse the rising tide of the epidemic across the country,” said UNAIDS Executive Director Michel Sidibé. “Respect for the rights of all people, including those most vulnerable to HIV, led to the effective roll-out of HIV prevention, treatment, care and support services. The Anti-Homosexuality Bill risks undermining this progress and robs affected Ugandan citizens of their dignity and human rights,” he added.

Under the proposed law, anyone convicted of a homosexual act would face life imprisonment; accused individuals who are HIV-positive would be subject to the death penalty; and all citizens would be required to report any ‘homosexual activity’ to the police. Sex between men is already illegal under Uganda’s existing laws and punishable by imprisonment for up to 14 years.

As the world prepares for the 2011 UN General Assembly High Level Meeting on AIDS in June to commemorate 30 years of the HIV epidemic and commit to the vision of zero new HIV infections, zero discrimination, and zero AIDS-related deaths, UNAIDS calls on governments to ensure that their laws uphold non-discrimination for all people affected by HIV.

Seventy-nine countries and territories around the world continue to criminalize same-sex behaviour. UNAIDS urges these countries and territories to review and repeal laws that discriminate against sexual minorities.

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