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zoom RSS メルマガ TOP HAT News 第12号

<<   作成日時 : 2009/01/13 15:53   >>

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        第12号(2009年1月)
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TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人AIDS&Society研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。

IDS&Society研究会議 TOP-HAT News編集部

◆◇◆ 目次 ◇◆◇

1 はじめに 金融危機の世界とHIV/エイズ対策

2 怪物は誰なのか 写真集『Monster』刊行

3 エイズ&ソサエティ研究会議第93回フォーラム(2月11日)のお知らせ

4 UNAIDS新事務局長、シデベ氏就任

5 8月にインドネシアで第9回アジア太平洋国際エイズ会議 

     ◇◆◇◆◇◆

1 はじめに 金融危機の世界とHIV/エイズ対策 

 苦難の2009年が幕を開けました。金融危機のもとでは、HIV/エイズ対策にも費用対効果の観点から一段と厳しい視線が向けられることになるでしょう。こうした時こそ、丹念に辛抱強く、HIV/エイズに関連する情報の提供を継続していくことが大切であると考えています。引き続きメルマガTOP-HAT Newsをご購読いただくようよろしくお願いいたします。

 エイズ&ソサエティ研究会議は1990年11月に活動を開始し、2000年には特別非営利活動法人の認可を受けました。NPO法人としては10年目、発足から数えると20年目の節目を迎えます。この間に92回のフォーラムを開催し、HIV/エイズを取り巻くさまざまな課題について議論と問題提起の場を提供するとともに、必要なときには内外に向けて政策提言も行ってきました。昨年暮れにはウエブサイトもようやく再開にこぎ着けました。これまでのフォーラムのテーマについては、ウエブサイト( http://www.asajp.jp/ )の活動紹介のページに一覧表を掲載しましたので、参考にしていただければ幸いです。

 昨年12月17日に東京・三田の慶應義塾大学で開いた第92回フォーラム『金融危機の中のエイズ対策〜激動の2008年の総括と09年への展望』では、ジュネーブから国際エイズ学会(IAS)のクレイグ・マクルア事務局長を招いてお話をうかがいました。

マクルア氏は、昨年8月にメキシコシティで開かれた第17回国際エイズ会議の成果を要約しながら、地球規模のHIV/エイズとの闘いが抱える課題として(1)治療がHIV感染の予防にも大きな役割を果たしている (2)HIV/エイズ対策を保健システム全体の強化につなげることが重要である (3)HIV陽性者やHIVに感染しやすい立場に置かれている人々の人権を守ることが予防の観点からも重視されている (4)地域ごとに異なる流行の状態を理解し、実情にあわせた対策をとる必要がある−の4点を強調しました。いずれも重要な指摘です。詳細はHATプロジェクトのブログのフォーラム報告( http://asajp.at.webry.info/200901/article_2.html )をご覧下さい。

 金融危機下のエイズ対策については、マクルア氏は厳しい経済情勢のもとでも予防対策の強化や治療の普及など過去5年に達成した成果は継続させる必要があるとして、「世界の指導者たちはすでに保健医療や教育が開発の土台になることに気付いている」と語っています。「人々が健康であり、きちんとした教育を受けられることが発展の大前提である」との認識は、いまの日本にとっても非常に重要ではないでしょうか。



2 怪物は誰なのか 写真集『Monster』刊行

日本のエイズ対策の現場を撮り続けてきた写真家の菊池修さんが写真集『Monster』を2008年12月に刊行しました。過去7年間にわたり、HIV陽性者の長谷川博史さんを中心に撮影した7000枚に及ぶ写真の中から厳選した80枚を収録。菊池さんによると、写真集は4つのパートに分かれています。最初は「報道的な視点でエイズを撮ろうとした時期」の作品、次に「長谷川さんを撮ろうとする時期」の作品、3番目に何をどう撮るのか悩み、長谷川さんにカメラを向けられなくなった時期の作品、そして最後に再び長谷川さんの写真を撮るようになった最近の作品の順に並んでいます。第3期には被写体として長谷川さんは登場せず、自宅のベランダから撮った風景などが続いています。これもまた、困難なエイズの時代の記録でしょう。タイトルの『Monster』は、長谷川さんを撮れずに苦しんだ菊池さん自身であり、HIV陽性者に対する差別と偏見が根強く残る日本の社会ということのようですね。


3 エイズ&ソサエティ研究会議第93回フォーラム(2月11日)のお知らせ
 
 写真集『Monster』の刊行を記念して、エイズ&ソサエティ研究会議の第93回フォーラムを開催します。
テーマ エイズと表現シリーズ4『偏見はなくなったのか』
日時  2月11日(水)午後3時〜5時
場所  ねぎし内科診療所(東京都新宿区四谷三丁目9 光明堂ビル5階)
問い合わせ エイズ&ソサエティ研究会議事務局 info☆asajp.jp(☆を@に変えてください)
詳細はエイズ&ソサエティ研究会議HATプロジェクトのブログでご覧下さい。
 http://asajp.at.webry.info/200901/article_3.html


4 UNAIDS新事務局長、シデベ氏就任

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)の新事務局長に1月1日、ミシェル・シデベ氏(
Mr. Michel Sidibe )が就任しました。シデベ氏はアフリカのマリ出身。国連児童基金(UNICEF)などを経て、UNAIDSでプログラム担当事務次長を務めており、人選にあたっては、エイズの流行に最も深刻な影響を受けているアフリカの出身であること、豊富な実務経験を有していることが評価されたようです。

 14年間にわたってUNAIDSを引っ張ってきたピーター・ピオット前事務局長は、昨年の世界エイズデー(12月1日)に潘基文・国連事務局長がシデベ氏の事務局長指名を発表した際、「とても能力のある人物がリーダーシップをとることになった。UNAIDSは、地球規模のエイズ対策でこれまで勝ち取ってきた進歩を継続させていく重要な役割を負っている」と語っています。



5 8月にインドネシアで第9回アジア太平洋国際エイズ会議 

インドネシアのバリ島で8月に開かれる第9回アジア太平洋国際エイズ会議(ICAAP)のテーマは《Empowering People - Strengthening Network》です。日本語だと「人を支える
ネットワークの強化」あたりでしょうか。会議の公式ウエブサイト( http://www.icaap9.org/ )によると、人の移動や移住労働者の問題が今回の会議の焦点になるということで、そうした観点から、エイズの流行に効果的に対応できるよう人々の能力向上をはかり、様々な組織や人々のネットワークの強化をはかることが会議の目的として重視されるようです。会議に向けた主な日程は以下の通りです。
会期     8月9日(日)−13日(木)
会場     バリ、インドネシア
重要な日程
 登録料  2月末日まで US$ 500 5月末日まで US$ 550 以降 US$ 700
        10名以上の団体割引あり
  抄録締切  3月15日(online)
       Late breakerは6月中
 スカラシップ応募締切 4月末日

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