国際エイズ学会年表21世紀編


(解説) 国際エイズ学会年表の日本語仮訳の後半、2001年~2012年分です。

国際エイズ学会年表(後半)
http://www.iasociety.org/Default.aspx?pageId=694

2001年7月 第1回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS2001) ブエノスアイレス
1988年のIAS規約には、大規模な国際エイズ会議に加え、小規模な専門的会議やワークショップを開催することが定められていた。大規模な会議が隔年開催になったことで、新たな会議を準備する機会が生まれた。IASのHIV基礎研究・治療・予防会議は、新たな治療法や副作用、投薬方法の簡略化、薬剤耐性、服薬継続向上のための戦略など基礎医学と臨床医学の課題に焦点をあてるものだ。会議はまた、継続的な医学教育を提供し、試験デザインや倫理など新たな臨床試験課題にも取り組むことになる。
ペドロ・カーンが会長となった第1回IAS会議はブエノスアイレスで開催され、奨学金を受けた約600人を含め約3300人が参加した。会議はHIV感染機構の理解や新たな治療拡大戦略などを通し、「トランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究):基礎から臨床へ」の考え方を促進することに焦点があてられた。

2001年 IAS産業界連絡会議 ( ILF)
2001年に設立した産業界連絡会議(ILF)は、スポンサーおよび支援者としての企業の役割と責任に着目し、資金の限られた国において科学的に有望で道義的なHIV研究を推進することを目指している。ILFは産業界と医学界の双方から選ばれた経験豊かな臨床医、公衆衛生専門家らによる諮問委員会が主導している。

2002年7月 第14回国際エイズ会議(AIDS2002) バルセロナ
テーマ: 知識と行動への約束。参加者1万8500人。会議には、女性および中低所得国からの参加が増えた。2000年以降のダーバン効果で、世界的な政治課題としてのHIVの重要性が一段と認識されるようになった。参加者の中でも米国のビル・クリントン前大統領と南アフリカのネルソン・マンデラ前大統領がとりわけ知名度の高い指導者だった。2000年以降、HIV対策の規模を拡大し、流行に対応しようとする国際社会の関心が大きくなっていることの反映だった。集中的なアクティヴィズムと製薬部門の企業の社会貢献などミレニアム(千年紀)の変わり目に起きた一連の出来事が組み合わさって、抗レトロウイルス薬の価格はついに、大幅に下がっていくことになった。

2003年7月 第2回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS2003) パリ
参加者5000人。IAS2001会議の成功が、2003年にパリで会議を開催する基盤となった。抗レトロウイルス治療の合併症、母子感染予防、HIV薬剤耐性などの話題が取り上げられた。

2004年7月 第15回国際エイズ会議(AIDS2004) バンコク
 テーマ:すべての人にアクセスを。参加者1万8500人。会議のテーマはHIV予防、ケア、治療のユニバーサルアクセスという国際目標、およびダーバン以来の政治的な関心の高まりと資金の拡大を反映したものだ。タイが開催国になったのは、国内でHIV陽性者の存在が認められていること、HIV感染を大きく減らしたことなども理由だった。
これは大きな成果だが、一方で2000人の死者、逮捕者を出した政府の「麻薬戦争」政策は大きな失敗だった。会議を通し、主催者はタイの成功を強調する一方で、注射薬物使用に対する犯罪取り締まりアプローチと公衆衛生アプローチの対立に注意が喚起されることも期待していた。
エイズに対しては政治および他の分野の指導者の継続的な関与が必要なことから、政治指導者が対策に取り組むことを促すリーダーシッププログラムが創設された。
IASとパートナー機関は、この会議で初めてグローバルビレッジとユースプログラムを導入した。グローバルビレッジは、一般も参加でき、地域社会と公式な会議参加者である研究者、医療従事者、指導者、コミュニティ代表らとの交流をはかる役割を果たす。ユースプログラムは世界中から数千人の若い人たちが会議に参加し、エイズ対策について議論することで治療、予防、人権課題などの新しい発想を生み出す機会になっている。

2004年 国際エイズ学会誌(JIAS)創刊
JIAS は国際エイズ学会によって創刊。根拠に基づく対策の実現に貢献し、資金が限られた状況下での研究強化を支援する使命を担って、重要なHIV研究の成果を広く共有するためのプラットフォームとなるインデックス付き査読学術誌である。価値のある情報源として2011年には月平均7500人の読者を有し、年間59本の記事を掲載した。採用率は約25%だった。掲載された記事の約45%は低中所得国の研究者からの投稿だった。

2005年7月 第3回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS2005) リオデジャネイロ
参加者5500人。急速に規模が拡大し、重要度も増している予防医学が新たな分野として加わった。予防医学は会議の常設分野となり、会議名称も国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議と変えられた。会議は低・中所得国からのアブストラクトの比率が高まったという点でも大きな進化を遂げている。

2006年8月 第16回国際エイズ会議(AIDS2006) トロント
テーマ: 普及の時だ。 参加者2万6000人。資金は増え、25年の経験の蓄積もあるにもかかわらず、世界の対策はまだ、流行を拡大から縮小へと転じることも、感染した人をケアすることもできないでいることがテーマに反映された。ジェンダーの不平等、同性愛嫌悪、セックスワーカーや薬物使用者に対する差別が予防対策を妨げ続けている。この会議は、女性主導で予防対策に取り組める予防技術が注目されたことでも有名だ。IASは会議中、原稿の書き方、アブストラクトの書き方、会議用の効果的プレゼンテーションの準備法などのスキルスビルディング(技術向上)ワークショップも開催した。

2007年7月 第4回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS 2007)
参加者6600人。会議の科学プログラムの目的は「研究の新たな進路を開き、トランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)の進展を助け、治療や予防プログラムの理論を支えるHIV感染症の病態、予防、ケアに関する新たな洞察を提供すること」だった。
シドニー会議の準備をしていた当時、何十億ドルというエイズ対策の新規資金が多国間、二国間および民間財団を通して低・中所得国に振り向けられていった。治療を受けられる人の数も、2003年当時は40万人だったのが、2006年末までに200万人以上になっている。治療を必要とする人の28%である。HIV対策はうまく機能していないのではないかとの懸念も含め、対策の規模拡大が新たな課題となり、シドニー宣言がまとめられるた。

2007年7月、シドニー宣言
IAS2007主催者がランセットに発表。ドナーに対しHIV関連資金の10%を研究に割り当てることを提唱し、規模拡大のためのオペレーションズリサーチの必要性を訴えて注目を集めた。世界中で抗レトロウイルス治療の普及を急速に進めるという世界最大の公衆衛生実験に関し、何が有効で、何が機能しないのか、緊急に答えを出す必要があることを広く訴えることが宣言の狙いだった。宣言は「良い研究が良い政策を促す」と指摘し、世界銀行その他の国際機関に直ちに支持されている。

2008年8月 第17回国際エイズ会議(AIDS2008) メキシコシティ
テーマ:いまユニバーサルアクションを。参加者2万4000人。ラテンアメリカで開かれた最初の国際エイズ会議。すべての人が保健分野のサービスを利用できるようにし、偏見と差別をなくし、すべての人々、とりわけHIVの流行に最も大きな影響を受けている人たちや最も阻害されている集団の人権を守るためには、いま緊急に行動する必要があることに焦点があてられた。

2009年7月 第5回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS 2009) ケープタウン
参加者6800人。アフリカで初めて開かれたIAS会議。抗レトロウイルス治療がHIV感染予防に果たしうる潜在的役割、予防としての治療に関するいくつかの新たな視点を提供した。

2009年7月 薬物使用とHIVに関するIAS/NIDAフェローシップ
米国立薬物乱用研究所 (NIDA) の支援で、国際エイズ学会 (IAS)が薬物使用とHIVに関する国際研究協力を促進しつつ科学的な研究を進めていくためのHIVと薬物使用に焦点をあてた研究奨励金プログラムを新設した。

2010年 コンセンサス宣言 適切な質問を:女性と子供のためのHIV研究の促進
IASと15の公共、民間機関が女性と子供に焦点をあてた世界的なHIV対策の充実をはかるための包括的な研究行動計画を発表した。宣言は世界中で女性と子供が直面しているHIV関連の課題に対応し、対策の充実と改善を求める20項目の提言を行っている。

2010年6月 ウィーン宣言
第18回国際エイズ会議(AIDS2010)開催に先立ち、イデオロギーではなく科学に基づいて国際的な薬物政策に取り組むよう求めるウィーン宣言が発表された。会議閉幕までに1万2725人が宣言に署名した。AIDS2012と連携してランセットは特別版「薬物使用者とHIV」を発行した。

2010年7月 第18回国際エイズ会議(AIDS2010) ウィーン
テーマ:いまこそ、ここで。参加者1万9300人。会議は人権に焦点が当てられた。ユニバーサルアクセスの達成に人権の保護は不可欠であるからだ。女性用のマイクロビサイド・ジェルがHIV感染の予防を助けるというCaprisa004研究の結果が報告され、HIV予防の相乗効果を持つ新たな手段として女性や少女の立場を大きく向上させる可能性が注目された。
IASは会議に先立ち、2008年のノーベル医学生理学賞受賞者であるフランソワーズ・バレ-シヌシ博士を座長とする高レベルの基礎医学系ワークショップを開催した。ワークショップはHIVレザバ-(貯蔵部)とそれを制御する戦略を取り上げ、AIDS2010でもワークショップの議論を紹介するセッションが持たれた。

2010年 創造的かつ新たな発想のHIV研究(CNIHR)
 NIH(米国立衛生研究所)のエイズ研究室は、IAS、CFAR(エイズ研究センター)と協力して革新的な研究に対する助成金プログラムを新設した。このプログラムは、国際的な若手研究者と米国内の若手研究者の双方を対象に、HIVの完治に向けて解決すべき問題に新たな観点から取り組むことができるよう、HIV研究およびそれ以外の分野からのHIVキュア研究への参入を促すことを目的としている。

2011年7月 第6回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS 2011) ローマ
142カ国から7500人が参加。最大のIAS会議となった。HIV治療とHIV予防は別物と考える議論が何年も続いた後、抗レトロウイルス薬による治療が疑いもなく予防にも効果があるという4つの画期的な試験結果が会議で報告された。HIV陽性と陰性のカップルが対象のHPTN052無作為試験は、HIV陽性者が早期に抗レトロウイルス治療を開始していれば、相手がHIVに感染するのを96%まで減らせることを示した。また、別々に行われた3件の曝露前予防(PrEP)臨床試験は毎日1錠ないし2錠のARV(抗レトロウイルス薬)を服用すればHIV感染のリスクを70%から90%減らせることを示した。

2011年7月 HIVキュアのためのローマ宣言 ローマ
HIVキュア(完治)に対する関心が高まり、楽観的な見通しが再び出てきたことを受けてIAS2011に関連して、HIVキュアのためのローマ宣言が発表された。

2012年7月 第19回国際エイズ会議(AIDS2012) ワシントンD.C.
テーマ:力を合わせて流れを変えよう。参加者約2万4000人。22年ぶりに国際エイズ会議が米国で開催されたことは、HIV陽性者に対する米国の入国禁止規制撤廃を促した公衆衛生、人権分野の働きかけの勝利を表わしている。会議のテーマは、私たちがいまHIVとエイズの流行を拡大から縮小へと転じ得る重要な時期に立ち会っており、実現には様々なレベルにおける関与と行動が必要なことを強調している。

2012年7月 「HIVのキュア(完治)に向かって」世界医学戦略を発表 ワシントンD.C.
AIDS2012に先だってワシントンD.C.で開かれた医学シンポジウムで正式に戦略を発表。HIVレザバー(貯蔵部)研究に関する世界的な共通認識を構築し、抗レトロ ウイルス治療を受けている患者の体内に残るHIVについて今後、必要とされる医科学上の研究の優先順位を定めることを目的としている。


2012年9月 小児科学HIV教育・研究協力計画(CIPHER)
CIPHER計画は医療管理を最適化し、乳幼児、子供、若者にHIVサービスを提供するための臨床、オペレーショナル研究上の疑問に答えることを目的に発足。ViiVヘルスケアと英国小児科学革新的シード基金からの助成金を通じ、IASはこれまでの実績を踏まえ小児HIV研究を促進する機会を得た。




July 2001, Buenos Aires – 1st IAS Conference on HIV Pathogenesis and Treatment (IAS 2001)
The 1988 IAS by-laws included a commitment to organize small specialty conferences and workshops in addition to the large International AIDS Conferences; the opportunity to begin organizing these conferences emerged once the larger conferences were shifted to a biennial schedule. The IAS Conferences on HIV Pathogenesis and Treatment focus on basic science and biomedical issues, including novel therapeutics, side-effect profiles, simplified drug regimens, drug resistance and strategies for increasing patient adherence. The conferences also deliver continuing medical education and address emerging clinical trial issues, including trial design and ethical issues.
The first IAS conference, chaired by Pedro Cahn, took place in Buenos Aires and attracted about 3,300 participants, including more than 600 participants supported by the conference’s scholarship programme. The conference focused on a better understanding of the mechanisms of HIV disease and new strategies to enhance the current therapeutic approaches promoting the concept of "translational research: from basic to clinical science.”
2001, Industry Liaison Forum (ILF)
Launched in 2001, the Industry Liaison Forum (ILF) is an initiative of the IAS to accelerate scientifically promising, ethical HIV research in resource-limited countries with a particular focus on the role and responsibilities of industry as sponsors and supporters of research. The ILF is led by an advisory group of senior clinicians and public health experts from both industry and academia.
July 2002, Barcelona – XIV International AIDS Conference (AIDS 2002)
Theme: Knowledge and Commitment for Action - 18,500 participants. The conference registers a greater participation by women and individuals from low- and middle-income countries. The Durban effect from the conference in 2000 increases the importance of HIV on the world’s political stage; former President Bill Clinton and Nelson Mandela are two of the high profile leaders to participate in the conference, this reflects the growing political commitment to respond to the epidemic after 2000 which enables the launch of programmes to scale up HIV interventions. Finally, the combination of events at the turn of the millennium including intense activism and corporate philanthropy in the pharmaceutical sector, lead to the dramatic reductions in the price of antiretrovirals.
July 2003, Paris – 2nd IAS Conference on HIV Pathogenesis and Treatment (IAS 2003)
5000 participants. The success of the IAS 2001 conference provided the foundation for the 2003 conference in Paris. Research presented covered topics such as complications of antiretroviral therapy, preventing mother-to-child HIV transmission and HIV drug resistance.
July 2004, Bangkok – XV International AIDS Conference (AIDS 2004).
Theme: Access for All - 18,500 participants.The conference theme reflects the goal of universal access to HIV prevention, care and treatment interventions and the growth in political attention and resources since Durban.Thailand is chosen partly for the high presence of PLHIV in the country and because the country has achieved significant reductions in HIV incidence.
Although Thailand registered a wide success, the “war on drugs” began by the Thai government was a big failure with 2,000 deaths and arrests. By hosting the conference there the organizers hope to highlight Thailand’s success while bringing global attention to the downside of criminal justice versus public health approach to injecting drug use.
The need to secure commitment on AIDS from political and other leaders leads to the launch of the Leadership Programme, whose objectives are to promote concrete commitments by political leaders in response to AIDS.
The IAS and partners also pilot the first Global Village and the Youth Programme. The Global village is open to the general public and works as a bridge between local communities and researchers, health professionals, leaders and community representatives taking part in the formal conference proceedings. The Youth Programme is an opportunity for thousands of young people from around the world to discuss the response to the epidemic and to generate new ideas for treatment, prevention and human rights issues.
2004, The Journal of the International AIDS Society (JIAS)
JIAS was founded by the International AIDS Society and is an indexed, peer-reviewed scientific journal that provides a platform to disseminate essential HIV research with the mission to contribute to an evidence-based response to the HIV epidemic and to support research capacity building in resource-limited settings. Illustrating its role as a valued resource, JIAS has a wide readership with an average of 7,500 readers each month in 2011, JIAS published 59 articles with an acceptance rate around 25%. Nearly 45% of published articles were submitted by researchers from low- and middle-income countries.
July 2005, Rio de Janeiro – 3rd IAS Conference on HIV Pathogenesis and Treatment (IAS 2005)
5,500 participants. A new component on biomedical prevention science was added to the programme in recognition of a research field growing rapidly in size and importance. The prevention science component became a permanent feature of the conference and to reflect this, the conference was renamed the IAS Conference on HIV Pathogenesis, Treatment and Prevention. This conference marked an important advance by featuring a high proportion of abstracts form low- and middle- income countries.
August 2006, Toronto – XVI International AIDS Conference (AIDS 2006)
Theme: Time to Deliver - 26,000 participants. The theme reflects a growing sense that despite increased resources and 25 years of experience, the global response is still falling short in its effort to curb the epidemic and care for those infected; moreover, gender inequity, homophobia and discrimination against sex workers and drug users continue to hamper prevention efforts. This conference is notable for its focus of female-controlled prevention technologies. During the conference the IAS delivers skills-building workshops on how to write a manuscript for publication, how to write an abstract and prepare effective conference presentations.
July 2007, Sydney – 4th IAS Conference on HIV Pathogenesis, Treatment and Prevention (IAS 2007)
6,600 participants. The aim of the conference’s scientific programme was: ‘To provide new insights into HIV disease development, prevention and care that can lead to novel research directions, help advance translational research, and move theoretical advances into clinical practice and prevention programmes’. At the time of the organization of the Sydney conference, billions of dollars in new financing for AIDS were being allocated to low- and middle-income countries through multilateral, bilateral and private foundation programmes; treatment coverage alone had risen from 400,000 in 2003 to more than 2 million by the end of 2006, or 28% of those in need. With scale-up came new challenges, including concerns that HIV programmes were not well coordinated, these concerns resulted in the Sydney Declaration.
July 2007, Sydney Declaration
The Sydney Declaration was issued by the organizers of IAS 2007 in The Lancet. The declaration drew attention to the need for operations research to guide scale-up efforts, calling for donors to allocate 10% of all HIV resources to research. The intent was to call attention to the urgent need for research to answer pressing questions about what works and what does not in what has been described as the greatest public health experiment in the world – the rapid scale-up of ARV therapy throughout the world. The declaration noted that “good research drives good policy”, and was quickly endorsed by the World Bank and other global institutions.
August 2008, Mexico City – XVII International AIDS Conference (AIDS 2008)
Theme: Universal Action Now - 24,000 participants. This is the first conference to be held in Latin America, its main focus is on the urgent need for action at all levels to achieve access to services in the health sector, and also to end stigma and discrimination and advance the human rights of all people, especially those most affected by HIV, the most marginalized communities in the world.
July, 2009, Cape Town, 5th IAS Conference on HIV Pathogenesis, Treatment and Prevention (IAS 2009)
6,800 participants. IAS 2009 is the first IAS Conference on HIV Pathogenesis, Treatment and Prevention to be held in Africa. The conference provided an overview of several new insights into the potential role of antiretroviral therapy to prevent HIV transmission as well as presenting evidence of treatment as prevention.
July 2009, IAS NIDA Fellowship on Drug Use and HIV
With the support of the National Institute on Drug Abuse (NIDA), the International AIDS Society (IAS) has established a research fellowship programme focusing on HIV and drug use, with the goal of contributing to advances in the scientific understanding of drug use and HIV, while fostering international collaborative research on HIV and drug use.
2010, Consensus statement - Asking the Right Questions: Advancing an HIV Research Agenda for Women and Children
The IAS and 15 other leading public and private sector organizations release a comprehensive new research agenda designed to significantly advance global responses to HIV in women and children, the statement includes 20 specific recommendations to expand and improve responses to the HIV-related challenges facing women and children worldwide.
June 2010 – The Vienna Declaration an international call for Drug Policy based on science, not ideology, is published ahead of AIDS 2010. By the end of the conference the declaration is signed by 12,725 individuals. In conjunction with AIDS 2012, The Lancet launched a special edition entitled “HIV in people who use drugs”.
July 2010, Vienna – XVIII International AIDS Conference (AIDS 2010)
Theme: Rights Here, Right Now 19, 300 participants. The focus of the conference is on Human Rights, whose protection is essential in drive for universal access. Results of the Caprisa 004 trial, a microbicide gel for women that has been found to help prevent HIV transmission, are presented, opening the door for a completely new synergistic tool in HIV prevention which has tremendous potential to empower women and girls.
The IAS organized a high level basic science workshop in advance of the conference, chaired by 2008 Nobel Laureate for Medicine and the current IAS President Françoise Barré-Sinoussi. The workshop focused on the topic of HIV reservoirs and strategies to control them and was followed by translational sessions at AIDS 2010 that reported back on the discussions held at the workshop.
2010 - Creative and Novel Ideas in HIV Research (CNIHR)
The NIH Office of AIDS Research, in cooperation with the IAS and CFAR created a grant programme for innovative research projects. The intent of this programme is to attract both international and U.S.-based young, early stage investigators from inside and outside the field of HIV research without prior experience in HIV cure research to help address questions in research leading toward a cure for HIV.
July 2011, Rome – 6th IAS Conference on HIV Pathogenesis, Treatment and Prevention (IAS 2011) 7,500 participants from 142 countries attended the largest IAS conference to date. After years of debate that considered HIV treatment as separate from HIV prevention, the results of four milestone trials presented at the conference demonstrated without any doubt that treatment with antiretrovirals is prevention: The HPTN 052 randomized trial enrolled HIV-discordant couples and showed that HIV transmission can be reduced by up to 96% if the HIV-positive person starts antiretroviral treatment early. Also, three different trials on pre-exposure prophylaxis (PrEP) showed that the daily intake of one or two ARV drugs reduced the risk of HIV transmission by 70% to 90%.
July 2011, Rome – Rome Statement for an HIV Cure
Given the re-emergence of interest and optimism in prospects for an HIV cure, the ‘Rome Statement for an HIV Cure’ was launched in conjunction with IAS 2011 as a call for accelerating research into an HIV cure.
July 2012, Washington, D.C – XIX International AIDS Conference (AIDS 2012)
Theme: Turning the Tide Together – some 24,000 participants. The return of the IAC in the U.S. after 22 years of absence represents a victory for public health and human rights advocates who helped lifting the U.S. government ban for HIV-positive travelers from entering the country. The theme emphasizes that we have reached a pivotal moment in time and that seizing this potential and actually turning the tide on HIV and AIDS will require commitment and action on many levels.
July 2012, Washington, D.C – “Towards an HIV Cure” Global Scientific Strategy Launch
Formal launch of the strategy at a scientific symposium in Washington DC prior to AIDS 2012. The strategy was aimed at building a global consensus on the state of the HIV reservoirs research and defining scientific priorities that need to be addressed by future research to tackle HIV persistence in patients undergoing antiretroviral therapy.
September 2012– The Collaborative Initiative for Paediatric HIV Education and Research (CIPHER)
The CIPHER initiative launched with the aim of answering outstanding clinical and operational research questions needed to optimize clinical management and delivery of HIV services for infants, children and adolescents. Through an unrestricted grant from the ViiV Healthcare UK Paediatric Innovation Seed Fund, the IAS has an opportunity to build on its proven track record in promoting paediatric HIV research.

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