第110回AIDS & Society研究会議フォーラムのお知らせ
第110回AIDS & Society研究会議フォーラム
『エイズは続いている~2012年度キャンペーンテーマとコミュニティアクション』
日時 8月5日(日)午後1時~3時
場所 かながわ県民センター305号室(横浜駅西口徒歩5分)
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f10169/p34109.html
報告 産経新聞特別記者 宮田一雄(エイズ予防財団理事)ほか。
入場無料 2012AIDS文化フォーラムin横浜( http://www.yokohamaymca.org/AIDS/ )のプログラムの一つとして実施します。
問い合わせ jasa@asajp.net
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厚労省と公益財団法人エイズ予防財団が主唱する今年度世界エイズデー国内啓発キャンペーンのテーマが《 “AIDS”GOES ON… ~エイズは続いている~ 》に決まりました。
2012年はわが国のエイズ政策の基本となるエイズ予防指針が改正され、今後の5年を見通した日本のエイズ対策が新たなスタートを切った年です。一方で、厚生労働省エイズ動向委員会がまとめた新規HIV感染者・エイズ患者報告によると、今年第1四半期の時点で国内の累積患者報告数が2万人を超えたことも明らかになっています。また、新規エイズ患者報告は11、12年と連続で過去最高を更新しており、国内のエイズの流行は緩やかな拡大傾向を維持したまま継続していると判断せざるを得ません。
《エイズの流行は続いている》
その認識を共有し、現実を直視してHIV感染の予防にもつながる支援や連携、協力の枠組みを整えていきたい。そうしたメッセージを込めたテーマです。
キャンペーンテーマについては過去3年、エイズ予防財団とAIDS & Society研究会議、日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラスなどHIV/エイズ関係のNPOメンバーの有志が中心になって策定プロセスの模索を続けてきました。その成果のひとつとして、昨年はコミュニティアクション2011という情報共有型キャンペーンも実施されています。今年のテーマはどのようにして決まり、それを受けてコミュニティアクション2012はどう展開していくのか。現在進行形のディスカッションにぜひご参加ください。
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