【釜山ICAAP】組織委員会からのメッセージ

(解説) 第10回アジア太平洋地域エイズ国際会議(ICAAP10)は2011年8月26日から30日まで、韓国の釜山で開催されます。東アジアでのICAAP開催は2005年の第7回神戸ICAAP以来6年ぶりとなります。
 韓国のHIV/エイズの流行は、全体としては低流行期ないしは局限流行期の入口といった状態ですが、その中でゆるやかに拡大の基調が続き、最近2、3年は横ばいという感じです。今後さらに横ばい状態を維持し、やがて新規感染の減少に転じることが期待できるのか、それとも再び拡大傾向が続くのか、踊り場にあるような印象です。
 また、男性と性行為をする男性(MSM)が感染報告の多数を占めていること、国としての経済力が強いことから、HIV感染の高いリスクにさらされているコミュニティや現場でエイズ対策を続けるNPOなどへの国際的な資金支援が期待できないことなども含め、HIV/エイズをめぐる状況は驚くほど日本とよく似ています。
 国際的な水準からすると、流行が比較的低いレベルに抑えられてきたこともあって、HIV/エイズの流行に対する政策の優先順位は決して高いとはいえず、国の安全保障にもかかわる重要な会議でありながらICAAPの地元組織委員会が準備段階で苦境に追い込まれているという不条理も、神戸ICAAPの組織委が経験した試練と共通しています。
 東アジアにおけるHIV/エイズの流行は、政治のリーダーシップの不在といった心強い要因も含め、今後もさらに拡大していくリスクを大きくはらんでおり、その構造は基本的に変わっていません。
 相似形ともいうべき、日韓のHIV/エイズの流行と対策の現状を考えれば2011年の釜山ICAAPはわが国のHIV/エイズ対策をとらえなおす貴重な機会でもあります。日本国内で開催される国際会議にほぼ準ずる意味を持つ重要な会議としてとらえる視点が必要ではないでしょうか。地元組織委員会の公式サイトなどから情報を少しずつ紹介していきます。


ICAAP10地元組織委員会会長、副会長からのあいさつ
http://www.icaap10.org/overview/overview.asp

  第10回アジア太平洋地域 エイズ国際会議(ICAAP10)の組織委員会は、2011年8月26~30日に釜山で開かれるICAAP10に皆さんが参加し、韓国を訪れてくださるのを楽しみにしています。

 ICAAPはこれまで、オーストラリア、インド、フィリピン、マレーシア、タイ、日本、スリランカ、インドネシアで開催され、アジア太平洋地域の政治指導者、エイズの流行に影響を受けた人々、関連分野の研究者らさまざまな人たちの声を反映してきました。そして、HIV/エイズとの闘いを支え、必要な課題に取り組む決意を新たにし、私たちの能力を高めることに貢献してきました。

 わたしたちはさらに、アジア 太平洋地域の多様な人々の声を集め、統一された行動につなげていけるような基盤を提供したいと考えています。ICAAP10 のテーマ「多様な意見、統一された行動」はアジア太平洋地域におけるHIV/エイズのさまざまな課題を克服していこうとする姿勢を示すものです。皆さんが参加し、支援くださることが未来のHIV/エイズ対策を切り開くことになります。

声をあげてください。
世界を変えていきましょう。

釜山でお待ちしています。


重要な日程
 早期参加登録    2010年11月1日~2011年2月28日
 スカラシップ募集 2010年12月1日~2011年3月31日
 アブストラクト提出 2010年12月1日~2011年3月31日
 参加登録      2011年 3月 1日~    5月31日
終期参加登録    2011年 6月 1日~    8月30日
ICAAP10       2011年 8月26日~   8月30日



From the Chair / Co-Chairs of the ICAAP10 Local Organising Committee

On behalf of the Local Organising Committee of the 10th International Congress on AIDS in Asia and the Pacific (ICAAP10 LOC), we are pleased to welcome you all to Republic of Korea and to the ICAAP10, which will be convened from the 22 to 26 of August 2011 in Busan, Republic of Korea.

The previous ICAAPs, which have been convened in Australia, India, the Philippines, Malaysia, Thailand, Japan, Sri Lanka and Indonesia, have been crucial to gathering voices from political leaders, affected communities and pertinent field researchers and stakeholders in the Asia and the Pacific region. In turn, the Congresses have enabled us to further enhance advocacy, renew our commitment to the HIV / AIDS issues at the regional and global levels and expand our capacity and human and institutional resources.

We are committed to offer a platform where different voices from diverse counterparts across the Asia and the Pacific region could be reassembled to deliver a united action. The theme of the ICAAP10, “Diverse Voices, United Action,” deliberates our commitment to address and overcome the many challenges of HIV / AIDS in the region. Your strong commitments to participate and devoted supports are the precursor to the future of the HIV / AIDS epidemic.

Let your voice be heard.
Be the change you wish to see in this world.

See you all in Busan!


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