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zoom RSS 国連エイズ特別総会コミットメント宣言2

<<   作成日時 : 2006/07/26 00:18   >>

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HIV/AIDSと人権
全ての人にとっての人権と基本的自由の実現は、HIV/AIDSに対する脆弱性を低める上で不可欠である
HIV陽性者の権利の尊重が、効果的対応の推進力である

58 2003年までに、必要な状況において、HIV陽性者、および社会的に脆弱性を有する集団に対するあらゆる形態の差別を撤廃し、すべての人権と基本的自由の完全な享受を確保すること、特に、これらの人々のプライバシーと匿名性を尊重しながら、教育、相続、雇用、健康管理、社会・保健サービス、予防、支援、治療、情報および法的保護などへのアクセスを確保することを目的とした立法およびその他の措置を実施・強化・施行するとともに、当該感染症に付きまとうスティグマと社会的排除に対処する戦略を策定する。

59 エイズの文脈と性質に照らして、地球規模で、女性および女児がHIV/AIDSの被害を不釣り合いに大きく受けていることを念頭に置いて、2005年までに、女性がHIV感染から身を守る能力を増大させるための国内戦略を策定するとともに、その実施を加速させる。この戦略には、以下の事項を含む:女性の地位向上と女性によるすべての人権の全面的享受を促進すること、安全な性行為の確保については男女が共同で責任を持つという認識を促進すること、女性が自らの性生活に関連する事項を統括し、これを自由に、なおかつ責任を持って決定する力を持つように女性を力づけること。

60 性と生殖に関する健康を含む保健医療サービスの提供、文化とジェンダーに配慮した枠組みの中でジェンダー平等を推進する予防教育を通じ、2005年までに、女性と思春期の少女がHIV感染の可能性から身を守る能力を増大させる措置を実施する。

61 女性と少女に対するあらゆる形態の差別および有害な伝統的・慣習的慣行、虐待、強姦その他の性的暴力、女性と少女に対する暴力と人身売買を含む、あらゆる形態の暴力の撤廃を通じ、2005年までに、女性のエンパワーメント、女性のあらゆる人権の享受の推進と保護、および、HIV/AIDSに対するその脆弱性の緩和に向けた国内戦略を開発するとともに、その実施を加速させるようにする。

脆弱性の軽減
 社会的脆弱性を有する集団に、対策における優先順位が与えられなければならない
 女性のエンパワーメントは脆弱性の軽減に不可欠である

62 感染可能性が高く安全性の低い性行動や薬物注射など、個人をHIV感染の可能性に直面させる行為に取り組む予防プログラムを完全に行うため、2003年までに、全ての国々において、国家戦略、政策、プログラムの中に、低開発、経済的不安定、貧困、女性のエンパワーメントの不足、教育の不足、社会的排除、読み書き能力がないこと、差別、感染から自らを守るための情報や物資の不足、商業的理由を含む女性・少女および少年へのあらゆる種類の性的搾取を含む、個人のHIVに対する脆弱性を特に高めている要因を認識し、これらへの対処を開始する政策とプログラムを導入する。これらの政策とプログラムにおいては、エイズのジェンダー的側面に取り組み、脆弱性に取り組むためにとるべき行動を特定し、達成するための目標を設定すべきである。

63 2003年までに、児童と青少年の脆弱性を軽減する戦略、政策およびプログラムを策定・強化する。当該プログラムは、児童の教育と指導などの手段によって、児童や青少年の脆弱性の軽減における家族の重要性を認識し、また、文化・宗教・倫理の諸要因を考慮するものとする。当該プログラムには、思春期の青少年向けのカリキュラムにおけるHIV/AIDSに関する教育を含め、少年少女双方の初等・中等教育へのアクセスを確保すること、特に若い少女にとって安全な環境を確保すること、青少年に対して、わかりやすい良質な情報および性に関する健康教育とカウンセリング・サービスを拡張すること、性と生殖に関する健康についてのプログラムを強化することを含むものとする。当該プログラムの策定・強化にあたっては、HIV/AIDSの予防とケアのプログラムの計画、実施および評価について、可能な限り家族と若者を関与させることが必要である。

64 現時点ですでにHIVの感染率が高いか上昇中であることが明確となっている集団、公衆保健に関わる情報から推察して最も高い感染可能性に直面している集団、当該地域におけるHIV拡大の歴史、貧困、性行動、薬物使用に関わる行動、生活状況、制度上の位置付け、社会構造の崩壊および強制移住その他の人口移動などの要因から判断して、もっともHIV感染に脆弱であると示唆される集団の保健を増進・保護するため、2003年までに、必要に応じて、地域的および国際的なイニシアティブの支援を受けながら、参加型のアプローチを通じて、国内戦略、政策およびプログラムを策定・強化する。

HIV/AIDSによって遺児となった児童および脆弱性を有している児童
HIV/AIDSによって遺児となった児童や、被害を受けている児童には特別の援助が必要である

65 HIVに感染し、もしくはその影響を受けている少年少女に対して支援的な環境を提供するための政府、家族、コミュニティの能力を構築し、これを強化するための国家政策および戦略を2003年までに策定し、2005年までに実施すること。この政策および戦略には、これらの児童に対して、適切なカウンセリングと心理社会的支援(psycho-social support)を提供すること、その他の児童と平等な就学機会を保障すること、避難所、良好な栄養、保健および社会サービスへのアクセスを確保することを含む。また、遺児と脆弱性を持つ児童を、あらゆる形態の虐待、暴力、搾取、差別、人身売買および相続権の喪失から守ることを含む。

66 HIV/AIDSによって遺児となった児童や、脆弱性を持つ児童に対するスティグマを解除するための積極的かつ可視的な政策の推進を通じ、これらの児童が、差別のない環境において、あらゆる人権を完全かつ平等に享受できることを確実にする。

67 ドナー国をはじめとする国際社会、市民社会および民間セクターに対して、HIV/AIDSの影響を強く受けた地域や高い感染可能性に直面している国々で、HIV/AIDSによって遺児となった、あるいは脆弱性を有する児童のためのプログラムを支援するために、これらの国々の国家プログラムを効果的に補完することを求める。また、特にサハラ砂漠以南アフリカ地域に対して特別な援助を行うよう求める。

社会と経済に対する影響の軽減
HIV/AIDSに取り組むことは、持続可能な開発に投資することである

68 2003年までに、HIV/AIDS感染症の経済的・社会的インパクトについて評価し、個人、家族、コミュニティ、国家レベルでそのインパクトに取り組むための分野横断的な戦略を策定する。この戦略には、エイズの深刻な影響を受けている個人、家族および地域社会に特別な焦点をあてながら、家計所得、生計および基礎的社会サービスへのアクセスに対するHIV/AIDSの影響に取り組むための国家による貧困根絶のための戦略を策定し、その実施を促進すること、社会のあらゆるレベルにおけるHIV/AIDSの社会的・経済的インパクトを検証すること、とくに女性と高齢者については、HIV/AIDSに影響を受けた家族の中での、また、これらの人々のケア提供者としての役割について念頭に置きつつ検証を行い、これらの人々の特別なニーズに取り組むこと、および、経済成長、不可欠な経済サービスの提供、労働生産性、政府の収入、および公共の資源に欠乏をもたらすような圧力に取り組むために、社会保障政策を含む経済・社会開発政策を調整し、適用することを含むものとする。

69 2003年までに、労使代表との協議により、職場でのHIV/AIDSに関して確立された国際的指針を考慮した上で、職場において、HIV陽性者やHIV/AIDSの影響を受けている人々、およびHIV/AIDSの高いリスクに直面している人々の権利と尊厳を守るための法律と政策の枠組みを形成する。

研究開発
 HIV/AIDSの治療法は発見されていないため、一層の研究開発が極めて重要である。

70 HIVワクチンの開発に関する研究への投資を拡大し研究を促進するとともに、開発途上国における研究能力、とくにHIV/AIDSが強い影響を与えている地域に多く存在するウイルスの種類などに関する研究能力を培う。これに加えて、予防と治療へのアプローチを改善するため、生体臨床医学研究、オペレーションズ・リサーチ、社会的・文化的・行動科学的研究、および伝統医学に関する研究を含む、HIV/AIDSに関連する研究開発に関する国家的・国際的な投資の増大を促進する。さらに、女性が主導する予防方法およびマイクロビサイドや、また、特に、適切に使うことができ、安全で安価に入手可能なHIVワクチンの開発およびその供給、診断、検査、および母子感染を防ぐための方法を含む、HIV/AIDS(ならびにそれに関連する日和見感染症、悪性腫瘍および性感染症)への予防、ケア、治療およびケアの技術に関するアクセスを拡大すること、資金および官民パートナーシップの拡大を通じて、当該感染症に影響をあたえる要因と、これに取り組むための行動についてのわれわれの理解を増進し、さらに、研究を効果的に行える環境を整備するとともに、研究が最も高い倫理的基準に基づいて行われることを確実にする。

71 低・中所得国をはじめとする、HIV/AIDSの影響がもっとも大きい国々、および、当該感染症の急速な拡大が起こっているか、その可能性に直面している国々に重点を置いて、国内・国際の研究のためのインフラストラクチャーの開発、実験室の機能、サーヴェイランス・システムの改善、データの収集・処理および普及、基礎・臨床研究にたずさわる研究者、社会科学者、保健医療提供者および技術者の訓練を支援、奨励する。

72 治療の効能、毒性、副作用、医薬品のの相互作用および医薬品への耐性を監視するための適切なアプローチを開発、評価する。また、治療の導入が、HIV感染と感染可能性のある行動に与える影響を監視する方法論を開発する。

73 南北協力、南南協力および三角協力をはじめとして、当該地域の環境に適合的な、HIV/AIDSの予防とケアに関する技術の移転、経験および最大の効果を持つ実践例、ならびに、研究者と研究結果の交流に関連する国際的な、もしくは地域における協力を強化する。また、このプロセスに関するUNAIDSの役割を強化する。これに関連して、相互協力による研究によって見いだされた事実や開発された技術の最終成果に関する所有権が、それぞれの貢献度合いを反映し、研究成果に関する法的保護に依拠しつつも、すべての研究当事者に帰属されるようにすることを促進する。さらに、これら全ての研究が、偏見のないものでなければならないことを確認する。

74 2003年までに、国際的なガイドラインと最良の成果に基づく、抗レトロウイルス治療およびワクチンを含む、HIVに関する治療に関する調査のための研究の実施のための取り決めが、HIV陽性者および抗レトロウイルス治療にたずさわるケア提供者が参加する独立した倫理委員会によって評価されるようにする。

紛争・災害地域におけるHIV/AIDS
 紛争と災害はHIV/AIDSの流行拡大を助長する

75 難民、国内避難民、および、特に女性と子どもを含め、武力紛争、人道的な緊急事態および自然災害によって不安定な状況に置かれた人々は、より高いHIV感染可能性に直面することを認識し、2003年までに、緊急事態に対応するプログラムまたは行動に、HIV/AIDSの啓発、予防、ケアおよび治療の要素を導入する国内戦略を策定し、その実施を開始するとともに、必要に応じて、HIV/AIDSに関わる項目を、国際援助プログラムに導入する。

76 すべての国連機関、地域・国際機関、ならびに、紛争、人道的危機あるいは自然災害の被害を受けた国々および地域に対する国際援助の提供および支給に関与わる非政府組織(NGO)に対し、緊急課題として、HIV/AIDSの予防、ケアおよび啓発の要素をその計画とプログラムに組み入れ、その職員にHIV/AIDSに関する啓発と訓練を行うよう要請する。

77 2003年までに、必要な場合において、軍隊、民間防衛部隊を含む現役武官・兵士(national uniformed services)におけるHIV感染の拡大に取り組む。また、緊急、人道、災害救援および復興援助への参加を含め、HIV/AIDSに関する啓発と予防に関する教育と訓練を受けたこれら現役武官・兵士をHIV/AIDSの啓発・予防活動の援助に活用する方法を検討する国内戦略を発足させる。

78 2003年までに、国際平和維持活動に関与する国防軍兵士およびその他の職員に対し、ジェンダーの要素を含めたHIV/AIDSの啓発と訓練のプログラムに組み込むようにする一方で、展開前に実施する事前説明・訓練(pre-deployment orientation)を含め、これら職員を対象として、現在行われている教育および予防に向けた努力も継続する。

資源
新たな追加的で持続的な資源なくして、 HIV/AIDSの課題に立ち向かうことはできない

79 HIV/AIDSに取り組む世界的な対応策のために提供するため、大量かつ、持続的に、なおかつ成果を達成することに直結した形で、資源を供給することを確実にする。

80 2005年までに、低・中所得国、およびHIVの急速な拡大を経験している、もしくはその可能性に直面している国々における予防・ケア・治療・サポートおよびHIV/AIDSのインパクト軽減にかかる年間の対策経費の目標値の合計は70?100億米ドルであることを踏まえ、一連の段階的措置を通じ、この目標値を達成する。この際、最も影響を受けている国々が有する資源が厳しく制約されていることを念頭に置きつつ、特に援助国、および当該国の国家予算から、必要な資源が提供されるようにするための措置を講じる。

81 国際社会に対し、可能な場合において、開発途上国におけるHIV/AIDSの予防、ケアおよび治療のために、贈与による援助を供給するよう要請する。

82 必要に応じて、HIV/AIDSに関わるプログラムを優先事項とし、これに対する予算割り当てを増額するとともに、すべての省庁およびその他の関係者によって、十分な資金配分が行われることを確実にする。

83 HIV/AIDS感染症の緊急性と深刻さに鑑み、すでに合意されている、国民総生産の0.7%を政府開発援助に充当するという目標および国民総生産の0.15%から0.20%を低所得国向けの政府開発援助に当てるという目標を早急に実現すると同時に、目標を達成していない先進国に対し、その達成に向けて努力するよう求める。

84 国際社会に対して、国際的な開発援助の拡大を通じて、特に、サハラ以南アフリカをはじめとするアフリカ、カリブ海、HIV/AIDSの拡大可能性が高い国々、および、当該感染症への対策費が極めて乏しい国々などを含む、HIV/AIDSとの闘いに国家の資金を増額して対応している開発途上国の努力を補完し増強するよう促す。

85 必要に応じて、HIV対策を開発援助プログラムと貧困根絶戦略に統合するとともに、割り当てられたられた全資源のもっとも効果的で透明な利用を促す。

86 国際社会に対し、HIVの影響を最も強く受けている開発途上国におけるHIV/AIDSの社会と経済への影響の軽減のための努力を助けるため、適切な措置を講じるよう要請するとともに、市民社会と民間セクターにもこれを要請する。

87 強化された「重債務貧困国(HIPC)イニシアティブ」を速やかに実施するとともに、HIPC諸国、なかでもHIV/AIDSの影響がもっとも大きい国々について、貧困根絶に向けて、可視的な、責任を伴う行動を行うことと引き替えに、早急に、すべての二国間公的債務を免除することに同意する。また、これによって債務返済にあてる必要のなくなった資金を、特にHIV/AIDSの予防、治療、ケアおよび支援、ならびに、その他の感染症に関わる貧困根絶プログラムの資金調達に用いるよう求める。

88 HIV/AIDSの影響を受けている国々をはじめとする後発開発途上国、低所得の開発途上国および中所得の開発途上国の債務問題に対して、包括性があり、公平な、また開発志向を有しなおかつ持続的な方法論によって効果的に取り組むための迅速で強調的な行動を求める。これは、必要に応じて、HIV/AIDSの予防、ケアおよび治療を目的としたプロジェクトに関する債務スワップなど、債務削減に関する既存の秩序あるメカニズムを含め、その債務を長期的に持続可能なものとすることにより、当該感染症に対処する能力を改善するための各種の国内措置および国際措置を通じて行う。

89 国家・地域・国際レベルにおいて、持続可能で安価に利用可能な予防技術、特に、ワクチンやマイクロビサイドなどのHIV/AIDS関連の研究への投資の増額を促すとともに、ワクチンが利用可能となった場合に、その迅速なアクセスを容易にするための財政・後方支援計画を事前に策定することを奨励する。

90 緊急課題として、HIV/AIDSに関する、予防、ケア、支援および治療に対する総合的なアプローチに基づく緊急かつ拡充された対策のための資金を調達し、サハラ以南アフリカとカリブ海をはじめとする、もっとも影響の大きい国々、および、HIVが拡大する可能性の高い国々に高い優先順位を与えた上で、特にHIV/AIDS対策のための努力について各国政府を援助するために、地球規模のHIV/AIDS・保健に関する基金を設立することを支援する。また、援助国、財団、製薬企業を含む経済、民間セクター、篤志家(philanthropists)および多くの財産を有する個人(wealthy individuals)に対する特別なアピールを伴い、官民からの同基金への拠出を促進する。

91 2002年までに、地球規模のHIV/AIDSおよび保健に関する基金への拠出を求める全世界的な資金創出キャンペーンを展開する。これは、一般の人々および民間セクターを対象として、あらゆるレベルでの関心あるパートナーの支援と協力により、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が指揮をとるものとする。

92 国家、地域および準地域を単位とする機構およびその執行委員会に対して、国内、小地域および地域レベルで、当該感染症による危機に対応する政府の努力を支援できるよう、資金を増額する。

93 UNAIDS事務局およびUNAIDS共同スポンサー機関に対し、各国と協力して本件宣言の目標を支援するために必要な資源を提供する。

フォローアップ
 問題解決に向かう力を補充し続け、達成状況を把握することは不可欠である

国内レベルにおいて
94 市民社会、特にHIV陽性者、脆弱性を有する集団、ケア提供者の参画により、これらの責任を伴った行動の実現に向けて達成された進歩について、国家レベルで定期的な検証を行う。また、進歩を達成する上での問題と障害を判別し、これら検証の結果の幅広い普及を確保する。

95 進歩の検証と評価におけるフォローアップを支援する適切な検証・評価メカニズムを開発する。また、十分な疫学データを伴った適切な検証・評価のための手段を開発する。

96 2003年までに、必要に応じて、HIV陽性者の人権の推進と保護に関する効果的な検証システムを設置し、あるいは強化する。

地域レベルにおいて
97 HIV/AIDSと関連する公衆保健問題について、必要に応じて、地域での閣僚および首脳級の地域会合の議題に含める。

98 地域委員会と地域機関の一方、または両方による地域戦略の実施、ならびに地域的優先課題への取り組みに関する定期的な検証を容易にするためのデータの収集と処理を支援し、これらの検証の結果を幅広く普及することを確実に行う。

99 本件宣言に含まれる手段および責任を伴った行動の実施に関する情報と経験の国際的な交換を促進するとともに、特に、南南協力と三角協力の強化を容易にする。

世界的なレベルにおいて
100 本件宣言に定められた責任ある行動の実現に関して達成された進歩についての国連事務総長の報告に関する検証と討議について、国連総会の年次総会において十分な時間、少なくとも丸一日を割り当てる。国連事務総長の報告は、問題点と障害を判別し、さらなる進歩を達成するために必要な行動に関する勧告を含むものとする。

101 HIV/AIDS問題がすべての適切な国連の会議および会合の議題に含まれることを確実にする。

102 本件宣言で提起された課題をフォローアップするための会議、セミナー、ワークショップ、訓練のためのプログラムやコースを開催する努力を支援する。これに関して、以下の会議への参加、およびその成果を広範に普及することを呼びかける。「HIV感染のためのケアに対するアクセスに関するダカール会議」(Dakar Conference on Access to Care for HIV Infection)、「第6回アジア太平洋エイズ国際会議」(the Sixth International Congress on AIDS in Asia and the Pacific)、「アフリカにおけるエイズと性感染症に関する第12回国際会議」(the twelfth International Conference on AIDs and Sexually Transmitted Infections in Africa)、バルセロナでの「第14回エイズ国際会議」(the fourteenth International Conference on AIDS)、ポートオブスペインでの「第10回HIV陽性者国際会議」(the Tenth international Conference on People Living with HIV/AIDS)、ハバナでの「HIV/AIDSと性感染症に関するラテンアメリカ/カリブ海水平的技術協力第2回フォーラムおよび第3回会議」(the Second Forum and Third Conference of the Horizontal Technical Cooperation Group on HIV/AIDS and Sexually Transmitted Infections in Latin America and the Caribbean)、ならびに、タイのチェンマイでの「HIV陽性者に対する在宅および地域社会・ケアに関する第5回国際会議」(the Fifth International Conference on Home and Community Care for Persons Living withHIV/AIDS)。

103 必須医薬品へのアクセスにおける公平性を高めるために、非政府組織(NGO)およびその他の関係者と協力して、地球規模で医薬品の価格の自主的な検証と報告を行うためのシステムの開発・実施の実現可能性を模索する。

われわれは、当該感染症に対する認識を向上させ、その複雑な課題に立ち向かう努力を主導してきた人々について認知し、感謝の念を表する

われわれは政府による強いリーダーシップ、ならびに、国際連合、多国間システム全体、市民社会、経済界および民間セクターの全面的かつ積極的な参加による協調的努力を期待する

最後に、われわれはすべての国々に対し、多国間・二国間パートナーおよび市民社会とのパートナーシップと協力を強化し、本件宣言の実施に必要な手段を講じるよう要請する

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