2006 UNGASS検証会議の市民社会特別委員会

(解説)国連エイズ特別総会(UNGASS)最終日の2001年6月27日に採択されたコミットメント宣言の5年間の実施状況を検証する2006UNGASS検証会議が2006年5月31日から6月2日まで、ニューヨークの国連本部で開かれる。国連はこの会合に市民社会の代表も効果的かつ積極的に参加することができるようにするため特別委員会(Task Force)を設けた。といってもどんな委員会かよく分からないので、UNAIDSのウエブサイトのPDF文書を訳してみました。


2006 UNGASS検証会議の市民社会特別委員会

委任事項
 国連総会議長オフィスは国連事務局に対し、5月31-6月2日に開催されるUNGASS検証会議への市民社会組織の効果的かつ積極的な参加を確実にするため、市民社会を代表する特別委員会の設置を要請した。
 特別委員会は総会議長オフィスに報告書を提出し、検証を助けるために主要な市民社会組織による連合体との窓口を国連内に設けるよう求める。また、特別委員会の委員は主要な検証課題について国連と協力して取り組むことを求められている。委員は無給だが、経費、旅費はUNAIDSが負担する。

I.UNGASS検証市民社会特別委員会の使命:
  市民社会特別委員会は、2006年5月31日から6月2日までニューヨークで開催予定のUNGASS検証会議への市民社会組織の参加に関し、国連機関による意思決定の遂行を助ける。

II.特別委員会の構成:
特別委員会の市民社会委員は12人で、以下のような構成とする予定である:
 ・HIV陽性者ネットワークの代表2人
 ・UNGASS市民社会運営委員会/連合の代表2人
 ・UNAIDSのPCBのNGO代表団から2人
 ・UNAIDS普遍的アクセス世界運営委員会の市民社会代表
 ・労働セクターの代表
 ・企業/ビジネスセクターの代表
 ・女性団体からの代表
 ・ユース団体からの代表
 ・宗教関係団体からの代表
 委員の選任は、PCBのNGO、UNGASS市民社会運営委員会、普遍的アクセス世界運営委員会の各市民社会代表からのアドバイスに基づいて行なわれる予定である。選定に際しては特別委員会が全体として以下の条件を反映させることになるように配慮する:
 ・主要地域のすべてから委員が選ばれている。
 ・選出母体やその対象領域を代表して議論することができる。
 ・ケア、治療、予防、偏見除去を含む対策のすべての側面の利害共有者を代表している。
 ・HIV陽性であることを明らかにしている人が少なくとも4人は含まれている。
 ・ジェンダーに配慮し、ジェンダーのバランスが取れた構成である。
 特別委員会のメンバーは2006年3月から6月までボランティアでしかるべき時間と労力を提供することを選任の際に理解していなければならない。
 総会議長オフィスはUNAIDSに対し、特別委員会の委員長となることを求めた。
 NGLS、国連広報局、PGAオフィスに対しても出席を求めている。
 
III.市民社会特別委員会の活動には以下のものが含まれる:
 活動方式:
 ・定例会合はUNAIDSが委員長となる。
 ・連絡はeメールで行なう。
 ・3月から5月の間にニューヨークで3回、特別委員会の会合を開く。

特別委員会は以下の事項を中心になって準備、実施する:
 ・検証会議の初日に開く市民社会公聴会の構成、話題、メッセージ、主要な報告者などを決める。
 ・ラウンドテーブル会合の市民社会参加について助言を行う。
 ・広範な市民社会グループと協力し、全体会合を含むすべての公式会合の市民社会からの報告者を選ぶ。
 ・主要課題に関する議論の進展状況について、広範な市民社会グループが適切な情報を得られるようコミュニケーションを保つ。
 ・市民社会参加者、報告者のための準備とブリーフィングを行なう。

 特別委員会は以下の事項に助言を行なう:
 ・ラウンドテーブル会合のテーマを決定する。
 ・これまでの経験に基づきラウンドテーブル議長に提言案を示す。
 ・UNAIDSが記者会見などで提供する検証会議の主要メッセージを作成する。
 ・市民社会メンバーが会議参加のために必要となる事項について助言する。
 ・検証後の情報収集、提供を行なう。

IV.UNGASS市民社会特別委員会に対する事務局機能の支援:
 UNAIDS市民社会パートナーシップ・ユニットが特別委員会を支援する。
 国連総会議長オフィス、NGLS、国連広報局、UNAIDSニューヨーク事務所も特別委員会の会合に出席することを求められている。
 UNAIDSのコスポンサー機関の担当者も特別委員会メンバーの要請があれば出席する。  

V.特別委員会の活動スケジュール:
 2月 20日 委任事項で合意
    24日 委員構成で合意
 3月   6日 最初の会議招集
   9-10日 ニューヨークで会合
 4月19-20日 ニューヨークで会合
 5月24-25日 ニューヨークで会合
   29-30日 公聴会、ラウンドテーブル会合の報告者のための事前ブリーフィング
 6月   5日 ニューヨークで事後の情報収集

 英文はUNAIDSのウエブサイト
 http://www.unaids.org/en/Goals/UNGASS/default.asp
で2006 UNGASS Review Meeting Civil Society Task Forceをご覧ください。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック