世界コミュニティ・エイズ賞創設

(解説)国連開発計画(UNDP)や国際エイズ協会(IAS)が中心になって世界コミュニティ・エイズ賞を創設し、トロントの第16回国際エイズ会議で第1回表彰式を行なうというプレスレリースです。締め切りは3月31日、日本からの応募もあっていいのではないかと思います。


プレス・レリース
世界コミュニティ・エイズ賞創設
 2006トロント・エイズ会議でコミュニティの指導者を表彰
【ニューヨーク 2005年12月1日】エイズに関するコミュニティの活動を称え、エイズの流行と闘う草の根の指導者を表彰するための新たな国際賞が世界エイズデーの1日、創設された。エイズに関するコミュニティの指導者と活動のための第1回レッド・リボン賞の表彰式は2006年8月13-18日にカナダのトロントで開催される第16回国際エイズ会議(AIDS2006)の会場で行なわれる。この賞は国際エイズ会議のリーダーシップ・プログラムがスポンサーとなる。
 「コミュニティはエイズの流行がもたらす課題に最前線で取り組んでいます。解決策はそこからしか生まれません。世界のどこでも、ビルの中や病院、村などで活動するコミュニティが力を持ち、エイズの流行がもたらす脅威を減少に転じつつあります」とAIDS2006のコミュニティ・プログラム委員会の共同委員長であるグラシア・ビオレタとロス・キロガは語る。
 この賞の創設は、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の共同スポンサー10機関を代表する国連開発計画(UNDP)、および国際エイズ協会(IAS)など数多くの組織に支えられている。「コミュニティはHIV/エイズとの闘いの中心にいます」とUNDP総裁のケマル・デルビシュはいう。
 「世界中のコミュニティで、リーダーシップと勇気と柔軟さがエイズの流行と闘う力になり、私たちがミレニアム開発目標を達成することができるかどうかを決めるのです。その活動を称え、コミュニティ活動の強化のための資金を提供することは、HIV/エイズの流行と闘ううえで不可欠です」
 最終選考に残った受賞者25人にはすべて賞金が贈られる:20人にそれぞれ5000ドル、そして5分野の最優秀受賞者にはそれぞれ2万ドル。
5分野は以下の通りである:
 ・コミュニティレベルでのHIV陽性者に対するケア、治療、支援へのアクセスの提供
・HIV/エイズに関連する偏見と差別を解消するためのコミュニティレベルでの闘い
・HIV/エイズの流行を拡大させるジェンダーの不平等とのコミュニティレベルでの闘い
・コミュニティレベルのHIV/エイズ予防プログラムの促進
・エイズ遺児および弱い立場に置かれた子供たちへの支援の提供
 UNAIDSのピーター・ピオット事務局長は「問題の解決には最も強く影響を受けている人々が参加していなければなりません」という。
 「コミュニティはエイズの流行の最も困難な課題は何かを把握するための方法を見つけることができます。この種のリーダーシップによって、世界は現実にひとつのコミュニティとして成果を上げるための方法を示すことができるのです」
AIDS2006のリーダーシップおよびコミュニティ・プログラム委員会はコミュニティ、とりわけ厳しい影響を受け、無視されることが多いコミュニティの声を伝え、コミュニティに対する認識を高めることを目指している。両委員会は、25人の受賞者を選考するための諮問委員会を編成し、さらにトロント会議の直前には5人の最優秀受賞者の選考会議を開く予定である。受賞者はトロントで発表される。
「草の根のリーダーシップを表彰することが、他のコミュニティにも素晴らしい活動を広げ、すでにある活動を改善してくための触媒になることを期待しています。コミュニティレベルのエイズ対策における継続的かつひたむきな現在進行形のリーダーシップは、この病気を克服するためにどうしても必要なものです」とAIDS2006リーダーシップ・プログラムの共同委員長であるビショップ・ガナー・スタスレットはいう。
賞申請は2005年12月1日-2006年3月31日。
詳細は www.redribbonaward.org 
問い合わせは redribbonaward@undp.org 
エイズの流行を止めるために活動を続けるすべてのコミュニティ・ベースの組織からの申請をお待ちしています。

国連合同エイズ計画(UNAIDS) UNAIDSはエイズの流行と闘う国連の10機関 が集まり、世界のエイズ対策を中心になって進めていくため、対策の強化と支援に取り組んでいる。HIV感染を予防し、HIV陽性者にケアと支援を提供し、個人やコミュニティの脆弱性を減らし、エイズの影響を緩和することを目指している。

国連開発計画(UNDP) 人々がより良い生活を送れるよう各国の知識、経験、資金などをつなぎ、変化を助けるための開発に関する国連機関。166カ国で世界および自国の課題を各国が自ら解決できるよう活動している。各国が自らの能力を高めるために、UNDPとそのパートナーの人材を活用している。UNAIDSのコスポンサー機関でもある。

 第16回国際エイズ会議(AIDS2006 )  HIV/エイズとの闘いに関する科学的な成果を発表し、議論するための最も重要な世界規模の会議のひとつ。エイズの流行と取り組む人たちが経験に学び、将来を見通すために集まる。このことによって、会議はHIV陽性者やHIV/エイズに影響を受けた人たちの生活に直接の影響を及ぼす。AIDS2006 のテーマは「Time to Deliver」で、すべての関係者に対し、約束の実行状況について説明責任を果たすよう求めている。

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