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zoom RSS TOP-HAT News 第104号(2017年4月)

<<   作成日時 : 2017/04/30 21:32   >>

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TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第104号(2017年4月)
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TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
なお、東京都発行のメルマガ「東京都エイズ通信」にもTOP-HAT Newsのコンテンツが掲載されています。購読登録手続きは http://www.mag2.com/m/0001002629.html で。
エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに Living Togetherの今日性

2 『抗HIV治療ガイドライン』最新版

3 速報値段階で前年より微増 2016年エイズ動向委員会報告

4 インフォグラフィックス『結核とHIV』


◇◆◇◆◇◆

1 はじめに  Living Togetherの今日性
 11月に東京で開かれる第31回日本エイズ学会学術集会・総会の演題募集が5月9日(火)からスタートします。募集期間は6月30日(金)正午までとなっています。学会の演題募集は最終段階で1週間か2週間は期間延長するのが一種のお約束のようになっているので、7月上旬までは何とかなりそうですが、発表を考えている方は瀬戸際政策に走ることなく、早めに準備にかかってください。
 今年の学会のテーマは『未来へつなぐケアと予防 Living Together』です。公式サイトに掲載されている生島嗣会長(特定非営利活動法人ぷれいす東京代表)のあいさつを紹介しましょう。
 http://aids31.ptokyo.org/greeting
 《「HIV陽性の人も、陰性の人も、どちらかわからない人も、一緒に生きている」というリアリティを共有するためのキャンペーン「Living Together」を、私たちが始めたのは2002年のことです。これは、エイズ対策において、HIV陽性者へのケアとHIVの感染予防は車の両輪として必要であり、当事者の参加が重要であることを伝えるメッセージでもありました》
 メッセージとしての「Living Together」には15年の蓄積があります。逆に言えば15年の月日を経てもなお、そのメッセージの重要性は色あせていません。
 《しかし国内では、HIV/エイズへの社会の関心はむしろ低下し、メディア等での報道も減っているのが現状です。多くの人がHIV/エイズに対しては今もなお、怖い病気のイメージを持っているのではないでしょうか》
 だからこそ、と生島さんは強調しています。
 《本会議では、HIV/エイズを通じて映し出される社会の課題、就労問題、介護や精神保健領域へのケアの連続性といった課題を解決するために、医療従事者、研究者、行政、NGO/NPO関係者、HIV陽性者など、立場を超えて語り合いたいと願っています。「未来へつなぐケアと予防 Living Together」というテーマには、大きな転換期を迎えつつある今だからこそ、あらためて考え、共有しておくべき核心が含まれているものと信じます》
 エイズ学会は毎年、世界エイズデー(12月1日)の前後に開催されています。基礎医学、臨床医学、社会医学の3つの分野の研究者だけでなく、エイズ対策の最前線の現場で予防や支援、啓発などの活動を続けているNPOやNGOのメンバー、そして最も重要な当事者というべきHIV陽性者も数多く参加しているのが、この学会の大きな特徴です。
 NPOの代表が会長を務めるのは2006年の第20回学会以来2回目となります。11年前の会長は、当時のぷれいす東京代表、池上千寿子さんでした。つまり、ぷれいす東京としても今回が2人目の会長を送り出す重要な機会となりました。
 治療の進歩を背景にして、『T as P(予防としての治療)』や『PrEP(曝露前予防服薬)』といった予防分野における新たな選択肢が大きく注目される中で、支援の最前線の現場にあるNPOの代表が今年の日本エイズ学会学術集会・総会の会長を務める。その今日的意味は何か。基礎、臨床、社会の枠を超えた横断的かつスリリングなプログラムが可能になるよう、たくさんの演題が集まることを期待したいですね。



2 『抗HIV治療ガイドライン』最新版
 『わが国におけるHIV診療を世界の標準レベルに維持すること』を目的にした『抗HIV治療ガイドライン』の最新版が3月に発行されました。平成10年度の初版発行以来、年1回のアップデートを続けているガイドラインです。
 厚労省の『HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究班』の公式サイトでPDF版をダウンロードできます。
 http://www.haart-support.jp/guideline.htm



3 速報値段階で前年より微増 2016年エイズ動向委員会報告
 厚労省のエイズ動向委員会が3月29日、昨年(2016年)の新規HIV感染者・エイズ患者報告の速報値を発表しました。
 HIV感染者報告  1003件(過去9位)
エイズ患者報告  437件(過去6位)
   計     1440件(過去9位)
 前年の確定値はHIV感染者報告1006件、エイズ患者報告428件で合計は1434件でした。速報値の2〜3カ月後に発表される確定値は例年、速報値よりやや増加しますが、HIV感染者・エイズ患者報告の合計は、1500件前後の横ばい傾向が依然として続いていると見られます。詳しくはAPI-Netのエイズ動向委員会報告のページで、2017年3月の委員長コメントをご覧下さい。
 http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html



4 インフォグラフィックス『結核とHIV』
 結核はHIV陽性者にとって最大の入院および死亡原因であり、2015年のエイズ関連の年間死者110万人のうち約40万人は結核で死亡している・・・。
 3月24日の世界結核デーにあわせ、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が『結核とHIV』に関するインフォグラフィックス(情報を分かりやすく図解した資料)を公式サイトで公開しました。世界結核デーのプレスリリースと合わせ、日本語仮訳版がAPI-Net(エイズ予防情報ネット)に掲載されています。
 http://api-net.jfap.or.jp/


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