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zoom RSS TOP-HAT News第90号(2016年2月)

<<   作成日時 : 2016/03/20 22:26   >>

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TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第90号(2016年2月)
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TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
なお、東京都発行のメルマガ「東京都エイズ通信」にもTOP-HAT Newsのコンテンツが掲載されています。購読登録手続きは http://www.mag2.com/m/0001002629.html で。
エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに 3月1日は国連合同エイズ計画(UNAIDS)の差別ゼロデー

2 HIV感染症「治療の手引き」第19版を公開

3 エイズ終結に関する国連ハイレベル会合 6月8〜10日にNYで開催

◇◆◇◆◇◆

1 はじめに 3月1日は国連合同エイズ計画(UNAIDS)の差別ゼロデー
 国連合同エイズ計画(UNAIDS)が3月1日を差別ゼロデーに定めたのは2013年の世界エイズデー(12月1日)のことでした。ミャンマーのアウンサウンスーチーさんがUNAIDSのミシェル・シディベ事務局長とともにオーストラリアのメルボルンで開かれた世界エイズデー記念式典に出席し、「すべての人が心を開き、理解し合い、差別を終わらせる動きに加わってください」と呼びかけています。

 UNAIDSはこの日から差別ゼロ(#zerodiscrimination)キャンペーンを開始し、翌年3月1日を第1回差別ゼロデーとすることを発表しました。シディベ事務局長は「新規感染ゼロもエイズ関連の死亡ゼロも、差別ゼロに向けて闘わない限り、実現不可能であることを私たちは承知しています」と語っています。HIVの新規感染ゼロ、HIV/エイズにまつわる差別ゼロ、エイズ関連の死亡ゼロの「3つのゼロ」はUNAIDSが実現すべきビジョンとして掲げている大目標なのです。「どんなに医学が進歩しても、差別ゼロに向けて闘わない限り他の2つのゼロを実現することはできない」というごくごく当然な認識に基づくキャンペーンではありますが、差別ゼロもまた簡単に実現できるような目標ではありません。

3回目となる今年の差別ゼロデーでは「STAND OUT(立ち続けよう)」がテーマに掲げられています。立ち上がることも、そして継続することも大切です。UNAIDSの公式サイトには2月中旬、差別ゼロデー2016の特設ページが開設されました。
 http://www.unaids.org/en/resources/campaigns/2016_zerodiscriminationday

 Facebookなどソーシャルメディアを駆使してメッセージを届けることを重視しており、さまざまなキャンペーン素材もダウンロードして使用できるようになっています。そうした素材のひとつである8ページのキャンペーン冊子については、公益財団法人エイズ予防財団が日本語仮訳版を作成し、エイズ予防情報ネットにPDF版を公開しました。
http://api-net.jfap.or.jp/

『保健医療現場の差別ゼロ』というページの一部を紹介しましょう。

『想像してください。
HIV感染を告げられた若い女性が医師から不妊を求められたら、
セックスワーカーが看護師から暴力や迫害を受けたら、
障害を持つ人がセクシャルヘルスに関し適切なアドバイスを受けることを拒絶されたら、
ゲイ男性が医療スタッフに自らのセクシャリティを明かすように強要されたら、
注射薬物使用者が治療を拒否され亡くなったら、
トランスジェンダーの人が診療所から追い払われ自殺しようとしたら。
暖かく安心のできる環境を大切にしなければならない保健医療の現場でも、残念ながらそうしたことが、世界中で、あまりにも頻繁に起きています』

 国内ではどうでしょうか。国際的な基準でみると、医療関係者の人権に対する意識は高く、差別事例は比較的、少ない方なのかもしれません。ただし、ゼロと言い切れるわけではないし、限りなくゼロに近づいているという状態でも残念ながらありません。このことは『予防としての治療』といった最近の医療の進歩に基づく課題を考えていくうえでも、しっかり肝に銘じておく必要がありそうです。


2 HIV感染症「治療の手引き」第19版を公開
 日本エイズ学会のHIV感染症治療委員会がHIV感染症「治療の手引き」第19版のPDF版を委員会の公式サイトに掲載しました。
 http://www.hivjp.org/

 委員会はHIV診療で中核的な役割を担っている各地の専門医・臨床医で構成され、1998年から治療の手引きの発行、改訂を続けています。第19版は『欧米で公表されたガイドラインや2015年11月までに得られた臨床知見をもとに、国内のHIV診療医師がそれぞれの経験を加えてまとめた』ということです。


3 エイズ終結に関する国連ハイレベル会合 6月8〜10日にNYで開催
 世界のHIV/エイズ対策の実施状況を検証する国連ハイレベル会合が6月8日から10日まで、ニューヨークの国連本部で開催されます。この会合は2001年の国連エイズ特別総会の後、5年に1度のペースで開かれ、今回で3回目となります。2030年を目標年にして今年1月からスタートした国連の『持続可能な開発目標』(SDGs)ではエイズ対策分野のターゲットとして「2030年までに公衆衛生上の脅威としてのエイズ流行終結」が掲げられていることから、今回は会合の名称も『エイズ終結に関する2016年国連ハイレベル会合』となっています。

 会合の趣旨を説明する国連合同エイズ計画(UNAIDS)のパンフレットの日本語仮訳が特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議のHATプロジェクトのブログに掲載されています。
 http://asajp.at.webry.info/201602/article_2.html

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