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zoom RSS TOP-HAT News第84号(2015年8月)

<<   作成日時 : 2015/09/03 18:29   >>

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TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第84号(2015年8月)
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TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
なお、東京都発行のメルマガ「東京都エイズ通信」にもTOP-HAT Newsのコンテンツが掲載されています。購読登録手続きは http://www.mag2.com/m/0001002629.html で。
エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに テーマに込めたメッセージ

2 米国がエイズ国家戦略更新版を発表 

3 持続可能な開発目標(SDGs)、最終文書に合意

4 「ぷれいす東京」が公式サイトをリニューアル

◇◆◇◆◇◆

1 はじめに テーマに込めたメッセージ
 世界エイズデー(12月1日)を中心にした国内啓発キャンペーンの今年のテーマが決定しました。
 
 AIDS IS NOT OVER だから、ここから

 前半部分は前年のテーマとも重なります(「AIDS IS NOT OVER〜まだ終わっていない〜」)。キャンペーンは厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団が主唱するものであり、テーマの選定も最終的には厚労省が行っていますが、その候補案の選定には現場の声を極力、反映させるプロセスが取られています。具体的には、誰でも参加できるフォーラムの開催、およびAPI-Net(エイズ情報ネット)による意見募集を経て、エイズ対策のNPOや行政担当者らによる検討会議で候補案を策定し、それをもとに厚労省が決定するという段取りです。候補案策定プロセスの事務局的機能を担う「コミュニティアクション」の公式サイトには、昨年のテーマを一部踏襲したことについての「背景説明」も載っています。
 http://www.ca-aids.jp/theme/
 
『複数年にわたるメッセージの継続をはかりつつ、「終わっていない」という現状認識から、つまりここから、行動へと一歩踏み込んでいくには、HIV陽性者とその周囲の人(パートナー・友人・家族・職場の同僚他)、HIVのことに関わる人、これからHIVのことを考えようと思う若者などが、HIVについて話 せる環境を整えること、一人一人がそのハブになることが大切です』

 同じくコミュニティアクション・サイトに掲載されているコンセプトノート(テーマに込めたいメッセージ)も紹介しておきましょう。

『エイズの流行は続いています。HIV感染の拡大を防ぎ、同時に感染した人たちが安心して生活していける社会的条件を整えていく。この両方が必要なことはすでに国際的な共通認識となっています。30年を超えるエイズとの闘いの経験から、困難な流行の克服には、つまり効果的な予防対策には「予防、治療、支援、 そして理解」のすべてが大切です』

あくまで、コミュニティアクションとしてのテーマに関する考え方ですが、策定プロセスで出された意見をもとに、わが国の現状を反映したメッセージとして見ることができそうです。


2 米国がエイズ国家戦略更新版を発表
 米国のオバマ大統領は7月30日、今後5年間の国内エイズ対策の基本となる「米エイズ国家戦略:2020年に向けた更新版」に署名しました。米国のエイズ国家戦略は2010年に策定されています。5年後の見直しとなった更新版では、抗レトロウイルス治療の予防効果に関する最近の研究成果を取り入れ、「検査による感染の把握」「治療への接続」「治療継続とその結果としてのHIV陽性者の体内のウイルス量抑制」という各段階での実施率の向上を目指すカスケード戦略が強く打ち出されています。

その概要をまとめたホワイトハウス報道官室発表のファクトシートは、日本語仮訳がHATプロジェクトのブログに5回に分けて掲載されています。
 http://asajp.at.webry.info/theme/3ac821f2ca.html

 また、国連合同エイズ計画(UNAIDS)は米国の新戦略について『UNAIDSの高速対応アプローチと多くの部分で目標を共有している。HIV陽性者の90%が自らの感染を知り、そのうちの少なくとも90%が医療ケアを継続して受け、その結果としてすべてのHIV陽性者の80%以上が体内のウイルス量を低く抑えた状態を維持することを目指している』として、米国がカスケード戦略を重視していることを歓迎しています。こちらもHATプロジェクトの上記URLでご覧いただけます。


3 持続可能な開発目標(SDGs)、最終文書に合意
 2016年以降の新たな国際社会の目標となる「持続可能な開発目標(SDGs)」について国連加盟国が8月2日、最終文書に合意しました。9月の国連総会で正式に採択される予定です。国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所の公式サイトに『持続可能な開発目標(SDGs)採択までの道のり』として、その概要が紹介されています。
http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/articles/2015/08/21/sdg.html

 SDGsは、2000年にスタートし、今年が最終年となるミレニアム開発目標(MDGs)の後継目標です。両者の関係についてはTOP HAT News第83号(2015年7月)でも報告しましたので、参考にして下さい。
 http://asajp.at.webry.info/201508/article_10.html

 MDGsは8目標でしたが、SDGsの最終文書には『貧困や環境など17の目標と169項目の具体的な達成基準』が盛り込まれています。大きく幅が広がりました。UNDPのサイトによると『途上国の開発課題が中心だったMDGsに比べて、SDGsは持続可能なエネルギーの利用拡大、海洋資源の保護、気候変動対策など先進国が自国での取り組みを求められる目標も多く盛り込まれています』ということです。


4 「ぷれいす東京」が公式サイトをリニューアル
 「わたしたちはここにいます」というメッセージとともに特定非営利活動法人ぷれいす東京の公式サイトが新しくなりました。
 http://www.ptokyo.org/

 『これまでは、HIV陽性者向け、一般向けと分かれていましたが、新しいサイトでは縦割りを廃止し、より包括的でより充実したサイトづくりを目指したいと思います』

 トップページにはスタッフの集合写真も掲載され、より親しみやすくなった印象です。

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