エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト

アクセスカウンタ

zoom RSS TOP-HAT News第72号(2014年8月)

<<   作成日時 : 2014/08/31 19:47   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
メルマガ:TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第72号(2014年8月)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
なお、東京都発行のメルマガ「東京都エイズ通信」にもTOP-HAT Newsのコンテンツが掲載されています。購読登録手続きは http://www.mag2.com/m/0001002629.html で。
エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに 〜まだ終わっていない〜

2 キャンペーンテーマ趣旨説明短縮版

3 第5回世界性の健康デー

4 職場とHIV/エイズハンドブック第2弾『HIV陽性者とともに働くみなさまへ』

◇◆◇◆◇◆

1 はじめに 〜まだ終わっていない〜
 12月1日の世界エイズデーを中心にした厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団の2014年度国内啓発キャンペーンのテーマが猛暑の中、発表されました。あまりの暑さに気が付かなかった方もいるかもしれませんね。改めて紹介しておきましょう。

 テーマ
  AIDS IS NOT OVER 〜まだ終わっていない〜

 毎年の世界エイズデー関連のキャンペーンテーマは最終的に厚生労働省が決めるのですが、そこに至る策定プロセスには様々な立場でエイズ対策に関心を持っている人たちの意見が反映できるようにする工夫がなされています。API-Net(エイズ予防情報ネット)はそのプロセスもあわせて紹介しているので、ご覧下さい。
 http://api-net.jfap.or.jp/lot/2014camp_theme.html

 大まかに説明すると、以下のようなプロセスです。

5、6月中に東京と大阪で各1回、フォーラムを開催。エイズ対策の現状と課題を議論し、キャンペーンテーマの方向性を検討する。あわせてインターネットでも広く意見を募る。
    ↓
フォーラムおよびネットで寄せられた意見をエイズ予防財団が集約する。
    ↓
7月に2回、エイズ対策のNPOや陽性者団体、企業などの関係者、および自治体、厚労省のエイズ対策担当者からなる検討委員会を開催し、テーマ候補案を2〜3案にしぼる。
    ↓
候補案をエイズ予防財団から厚労省に提案する。
    ↓
厚労省が候補案をもとに今年度テーマを決定し、発表する。

 この方式は2010年から採用され、今年で5回目となります。キャンペーンのテーマを極力、エイズ対策の現場に近いところから組み立てていきたいという目的は一定程度、果たされていますが、まだまだ課題もあります。たとえば、フォーラムの参加者は数十人レベルにとどまり、ネットに寄せられる意見も集約にあたるエイズ予防財団の職員から悲鳴が上がるほどに多くはありません。また、テーマを決定するプロセスに比べると、決定したテーマのもとでのキャンペーンの展開力が弱いという指摘もあります。もう何年もの間、国内ではエイズ対策に対する社会的関心の低下がしばしば指摘されているのですが、現時点での上記のような限界はその影響なのかもしれません。

 ただし、そうした状況下だからこそ逆に、テーマの策定プロセス自体が一つのキャンペーンとして注目されるぐらいになってほしいという期待もあります。テーマを決めるだけでなく、どうして今年はこのテーマを選んだのかということを積極的に伝えていく努力も必要でしょう。情報共有型HIV/エイズキャンペーンサイト「Community Action on AIDS(コミュニティアクション)」には今年のキャンペーンテーマの趣旨説明、およびその短縮版が掲載されているので、ここではその短縮版を紹介します。フルバージョンはコミュニティアクションの公式サイトでご覧下さい。
 http://www.ca-aids.jp/theme/


2 キャンペーンテーマ趣旨説明短縮版
 治療の進歩によりエイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染したHIV陽性者が長く生きていけるようになりました。でも、エイズ対策は治療の進歩で役目を終えたわけではありません。HIVに感染している人もしていない人もすでに一緒に生きている。その現実を直視すれば、エイズにまつわる偏見や差別と闘い、HIV陽性者が安心して生活できる条件を整えることはますます重要な社会的課題となっています。

 昨年1年間の国内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は1590件で、過去最多でした。エイズの流行が依然、続いていることは明らかです。今年4月にはHIV陽性者への理解や差別と偏見の解消を呼びかけるLiving Together計画が「AIDS IS NOT OVER 〜 エイズはまだ終わっていない」というメッセージを掲げ、セクシャルマイノリティの人権を訴える東京レインボープライド2014のパレードに参加しました。

 エイズの流行も、その流行に影響を受けている人たちの闘いも、まだ終わっていない。2014世界エイズデー国内啓発キャンペーンはそのメッセージを共有し、「AIDS IS NOT OVER 〜まだ終わっていない〜」をテーマにしています。



3 第5回世界性の健康デー
 毎年9月4日は世界性の健康デー(World Sexual Health Day/略称:WSHD)です。性の分野の国際研究者組織である「性の健康世界学会」(World Association for Sexual Health 略称:WAS)が2010年に制定しました。
 http://wshd.jp/

今年のテーマは「性の健康:セクシュアリティのウェルビーイング(Well-being)」。日本語にすると、ウェルビーイングには「誰もがその人らしく生きられる」あるいは、そのための社会作りといった意味が込められており、「安寧」「幸福」「福祉」「健康」などと訳されることも多いようです。

 国内では9月7日(日)に東京で記念イベント、その前日の9月6日(土)には大阪で関連イベントが予定されています。

 東京(記念イベント) http://wshd.jp/this-year/intokyo2014
大阪(関連イベント) http://wshd.jp/this-year/inosaka2014
 

4 職場とHIV/エイズハンドブック第2弾『HIV陽性者とともに働くみなさまへ』
東京都福祉保健局が冊子『職場とHIV/エイズハンドブック−HIV陽性者とともに働くみなさまへ』を発行しました。制作を担当した特定非営利活動法人ぷれいす東京の公式サイトにも、その紹介が掲載されています。行政とNPOの連携の好事例ですね。
 http://www.ptokyo.com/topics/handbook_theworkplaceandhiv.php

昨年5月に発行された『職場とHIV/エイズハンドブック−人事・労務・障害者雇用担当の皆様へ』に続く職場とHIV/エイズハンドブックシリーズの第2弾です。企業の人事担当者、および一緒に働く同僚や上司、部下の両方の視点に立ったハンドブックがそろったことになります。次の課題は、「誰にとっても働きやすい職場づくり」が進むよう、企業やNPO、HIV陽性者のネットワークなどで2つのハンドブックを積極的に活用できる機会を増やしていくことでしょうか。2冊とも東京都福祉保健局の公式サイトでPDF版がダウンロードできます。
 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/koho/kansen.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
TOP-HAT News第72号(2014年8月) エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる