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zoom RSS 2015年までに1500万人に治療のアクセス確保を目指す IFRCとUNAIDSが覚書

<<   作成日時 : 2014/03/21 14:44   >>

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(解説) 2015年までに世界中で1500万人のHIV陽性者に抗レトロウイルス治療を提供するという2011年国連総会エイズハイレベル会合政治宣言に盛り込まれた約束を実現するため、国際赤十字・赤新月社連盟 (IFRC)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)が3月4日、協力してHIV検査と治療の拡大に取り組むという合意文書をかわしました。その日本語仮訳です。このプレスリリースには出ていませんが、IFRCの会長は日本赤十字社社長が就任されているようですね。国際的な動向と国内の対応の有機的な連携ということを考えると、これは心強いですね。HIV検査と治療のアクセス拡大についてもよもや「あれは途上国のこと、日本は事情が違います」などとおっしゃることはないでしょう。国内でもしっかり対応していただくことを期待したいと思います。


プレスリリース
2015年までに1500万人に治療のアクセス確保を目指す IFRCとUNAIDSが覚書
http://www.unaids.org/en/resources/presscentre/pressreleaseandstatementarchive/2014/march/20140304ifrc/

【ジュネーブ、2014年3月4 日】国際赤十字・赤新月社連盟 (IFRC) と国連合同エイズ計画 (UNAIDS)は、HIV検査と治療のアクセス拡大に取り組むための合意文書に署名した。IFRCとUNAIDS は、互いの専門性と能力を生かしUNAIDSのトリートメント2015計画の実現とHIV 治療のアクセス拡大のためのコミュニティモデルの開発に取り組んでいく。

 HIV とエイズに関する 2011年政治宣言で、国連加盟国は2015年までに1500万人の HIV陽性者に抗レトロウイルス治療のアクセスを確保することを約束した。2012年末時点では、約 1000 万人がこの救命治療を受けており、そのうちの-4 分の 3 はアフリカの人たちである。

 「赤十字・赤新月社のボランティアは、何百万もの人に保健サービスを提供しています。その中には社会から疎外され、接触が困難な人たちもいます」とUNAIDSのミシェル・シデベ事務局長は語る。「ボランティアの人たちを支援し、HIV陽性者にも加わってもらい、コミュニティにおけるサービス提供機能を強化すれば、私は2015年までに1500万人以上に治療を提供することはできると固く信じています」

 推計では、自分がHIVに感染していることを知っている人はHIV陽性者全体のほぼ半数にとどまっていると見られている。このことは、HIV検査サービスのアクセス拡大が急務であることを示している。自発的で個人情報が守られるHIV検査の普及はUNAIDSのトリートメント2015計画の中心である。この計画は2015年の目標達成に不可欠な柱として、次の3点をあげている。

 需要―HIV検査と治療の需要は拡大している。
 投資―資金確保を進め、脂質の有効性と効率性を高める。
 提供―HIV検査と治療により多くの人が平等にアクセスできるようにする。

 「コミュニティの保健医療従事者には、HIV関連の仕事のほぼ40%をこなす能力があります」とIFRCのベケレ・ゲレタ事務総長は述べた。「二十年来のHIV検査キャンペーンや治療継続のための経験はケニア、マラウイ、ナイジェリアなどで成果をあげており、コミュニティにおけるサービス提供のモデルになります。解決策はもう手にしているのです。いまこそサービスを広げるための投資を行うときです。そうすれば、2015 年までに、そしてそれ以降も、何百万という人が死なずにすむのです」


Press release

IFRC and UNAIDS join forces to reach 15 million people with HIV treatment by 2015

GENEVA, 4 March 2014 – The International Federation of Red Cross and Red Crescent Societies (IFRC) and the Joint United Nations Programme on HIV/AIDS (UNAIDS) have signed a Memorandum of Understanding to advance efforts in scaling up access to HIV testing and treatment. The IFRC and UNAIDS will combine expertise and capacity to support the implementation of UNAIDS’ Treatment 2015 initiative and develop a community model for delivering scaled-up access to HIV treatment.

In the 2011 Political Declaration on HIV and AIDS, United Nations Member States committed to working towards ensuring 15 million people living with HIV have access to antiretroviral treatment by 2015. By the end of 2012, around 10 million people had access to the lifesaving treatment—three quarters were in Africa

“Red Cross and Red Crescent volunteers deliver health services to millions of people, including some of the most marginalized people in hard-to-reach communities,” said Michel Sidibé, Executive Director of UNAIDS. “By supporting the volunteers, engaging people living with HIV and strengthening community-based services I strongly believe we will be able to exceed the target of reaching 15 million people with treatment by 2015.”

It is estimated that only half of all people living with HIV are aware of their HIV status, highlighting the urgent need to expand access to HIV testing services. Voluntary and confidential HIV testing is central to UNAIDS’ Treatment 2015 initiative. The initiative outlines three fundamental pillars essential to reaching the 2015 target; Demand––increasing demand for HIV testing and treatment services; Invest––mobilizing resources and improving the efficiency and effectiveness of spending; and Deliver––ensuring more people have equal access to HIV testing and treatment.

"The community health workforce has the capacity to provide almost 40% of HIV service-related tasks,” said Bekele Geleta, Secretary General, IFRC. “Our decades of experience in HIV testing campaigns, treatment adherence and compliance will inform a successful community service delivery model like the one we are developing in Kenya, Malawi and Nigeria. The solution is at hand but the time to invest in decentralized services is now if we are to avert millions of deaths by 2015 and beyond.”

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