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zoom RSS ヨーロッパのゲームを変える

<<   作成日時 : 2014/01/30 23:55   >>

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(解説) 日本のエイズ対策でよく使われるメッセージに「欧米ではHIV感染は減少しているのに、先進国で唯一、日本だけが増えている」というのがありますが、実はいまなお欧米より日本の方が感染は低く抑えられています。ヨーロッパでも、いわゆるキーポピュレーションの感染の抑制はなかなか簡単なものではなく、最近はインターネットやソーシャルネットワーク・サービスの普及が新たな感染拡大要因として懸念されています。ただし、IT新技術はHIV感染の予防対策の重要なツールでもあります。一つの変化がプラスとマイナスの両方の側面を持つ。一筋縄ではいきません。ネットを通じたコミュニケ―^ションで出会いの機会が増え、HIV感染が地方の小都市や農村部にも広がっている。これは日本でも最近、指摘されている傾向です。ヨーロッパの流行に関する協議がスイスのジュネーブで開かれました。ぎゅっと絞り込んだ報告の日本語仮訳です。



ヨーロッパのゲームを変える
 2014年1月28日 (UNAIDSサイトより)
http://www.unaids.org/en/resources/presscentre/featurestories/2014/january/20140128game/

ヨーロッパでは、HIV感染の高いリスクにさらされているキーポピュレーションのHIV陽性率が高くなっている。とりわけ、男性とセックスをする男性、および東欧における薬物使用者とその性パートナーといった集団だ。

ヨーロッパにおける新規感染ゼロ、差別ゼロ、エイズ関連の死亡ゼロの3つのゼロの実現を目指し、国連合同エイズ計画(UNAIDS)は先週、スイスのジュネーブにある本部で会議を開催した。

参加者
欧州委員会、欧州連合諸機関からの専門家、キーポピュレーションやサービス提供組織、研究機関、政府、国連からの代表。

主要メッセージ
欧州諸国の多くは依然、キーポピュレーションに関する戦略的情報が限定されたままだ。
偏見、差別、HIV感染の犯罪視、サービスとインセンティブの不足がしばしば、調査を妨げている。
MSMの間での新規HIV感染の新たな波は主に地方の農村地域や小都市、および歴史的には陽性率が低かった東欧諸国などで起きている。これはおそらく、ニューテクノロジーの普及に関係している。
ニューテクノロジーによって、男性が同性間のセックス相手と出会う機会が増えている。オンラインを使うセックスワーカーも増えている。合成注射薬物のインターネット市場も急速に発達している。
情報新技術は同時に、研究やピアアウトリーチ、相互交流の機会をもたらし、新世代のアクティビズムとコミュニティの活動を活発化させるものでもある。このことはヨーロッパのHIV対策というゲームを急速に変化させている。

引用
「インターネットとソーシャルメディア革命は、ヨーロッパ内外のHIV対策の風景を根本的に変えようとしています」
ウディ・ダヴィドヴィチ オンライン調査・予防研究主任研究員、アムステルダム保健サービス

「アテネでもアブジャでもストックホルムでもHIVの流行に大きな影響を受けているキーポピュレーションとともに対策に取り組み、その人たちの人権を守ることが必要です。人々を置き去りにはできません」
ルイス・アマドラ UNAIDSプログラム担当副事務局長



Changing the game in Europe
28 January 2014

In Europe, HIV prevalence is increasing in key populations at higher risk, especially among men who have sex with men and in Eastern Europe among drug users and their sexual partners.

In order to find ways to move towards zero new HIV infections, zero discrimination and zero AIDS-related deaths in Europe, UNAIDS organized a consultation last week at its headquarters in Geneva, Switzerland.

Participants
Experts from the European Commission and European Union institutions, as well as representatives from key populations, service providers, research organizations, governments and the United Nations took part in the meeting.

Key messages
In many European countries strategic information on key populations remains limited.
Stigma, discrimination, criminalisation of HIV transmission and a lack of services and incentives are often barriers to research.
A new wave of HIV infections among MSM primarily affecting men in rural areas, smaller cities and countries in the east with historically low prevalence may be associated with the wider access to new technologies.
New technologies are providing men with more opportunities to engage in same-sex encounters; Sex workers are also increasingly operating online and the internet market for new synthetic injectable drugs is rapidly evolving.
At the same time new information technologies also bring opportunities for research, peer outreach and interaction, and are breeding a new generation of activism and community mobilisation which can radically change the game of the HIV response in Europe.
Quotes
“The internet and social media revolution is radically transforming the landscape for the HIV response in Europe and beyond”
Udi Davidovich, Senior Researcher, Head Online Research and Prevention, Amsterdam Health services

Quotes
“We need to stand by key populations affected by HIV, and defend their rights, whether it is in Athens, Abuja or Stockholm. We cannot leave people behind”
UNAIDS Deputy Executive Director, Programme, Luiz Loures

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