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zoom RSS TOP-HAT News第64号(2013年12月)

<<   作成日時 : 2014/01/08 00:09   >>

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TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第64号(2013年12月)
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TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
なお、東京都発行のメルマガ「東京都エイズ通信」にもTOP-HAT Newsのコンテンツが掲載されています。購読登録手続きは http://www.mag2.com/m/0001002629.html で。
エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに 3月1日が「差別ゼロデー」に

2 大阪でNGO指導者研修会

3 ネルソン・マンデラ氏死去

4 世界基金増資会合で、各国政府や民間ドナーが120億ドルの拠出を誓約

◇◆◇◆◇◆

1 はじめに 3月1日が「差別ゼロデー」に
「蝶のように舞い」というのは往年のヘビー級世界チャンピオン、モハメド・アリ氏の華麗で軽快なボクシングスタイルを表現した名文句ですね。

「蜂のように刺す」と続きます。

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)が作成した今年の世界エイズデーのポスターにもカラフルな蝶が起用されています。蜂は出てきませんが、華麗かつ軽快です。啓発用のポスターやステッカー、絵はがきなどがUNAIDSの公式サイトからダウンロードできるので、関心がお有りの方はご覧ください。
http://www.unaids.org/en/resources/campaigns/20131126zerodiscrimination/materials/

 きれいですね。心も晴れてくる感じです。オーストラリアのメルボルンで12月1日に開かれた世界エイズデー式典では、アウンサウンスーチーさんとUNAIDSのミシェル・シデベ事務局長が「差別ゼロ」キャンペーンの開始を宣言しました。蝶々はエイズにまつわる差別との闘いの象徴ということでしょう。来年3月1日を第1回差別ゼロデーとすることも、あわせて発表されています。

UNAIDSはこれまで、「3つのゼロ」(新規HIV感染ゼロ、差別ゼロ、エイズ関連の死亡ゼロ)を目指すべきビジョンとして掲げてきました。そのビジョンはいまも変らないのですが、その中でもとくに「差別ゼロ」に焦点が当てられているのはどうしてなのか。メルボルンの式典で、シデベ事務局長は「新規感染ゼロもエイズ関連の死亡ゼロも、差別ゼロに向けて闘わない限り、実現不可能である」と語っています。極めて当然、かつまっとうな認識というべきでしょう。キャンペーンの開始を伝えるプレスレリースにはこんな記述もありました。

《HIV陽性者および感染の高いリスクにさらされているキーポピュレーションに対する差別は、HIVサービスへのアクセス拡大を妨げる大きな障壁となっている。各国の調査では、HIV陽性者7人に1人が医療へのアクセスを拒否され、10人中1人以上がHIVに感染していることを理由に就労を断られているという》

 アウンサウンスーチーさんは式典のスピーチで「すべての人が花開き、咲き誇る世界が訪れることを確信しています。どんな人であるかに関わりなく、尊厳ある生活を送ることができるよう、みんなで変化を生み出していきましょう」と呼びかけました。イメージとしての蝶は、その花の咲き誇る未来からの使者ということになります。

冬の世界エイズデーだけでなく、春には差別ゼロデー、そして日本の場合は6月の最初の1週間がHIV検査普及週間です。東京都の場合だと、その検査普及週間を含む6月の1カ月間がHIV検査・相談月間、そして世界エイズデーを中心にした11月16日〜12月15日がエイズ予防月間です。予防と支援のメッセージをきめ細かく伝えるために、蝶々のポスターやステッカーや絵はがきの出番もこれから増えていきそうです。

 UNAIDSのプレスリリースの日本語仮訳はHATプロジェクトのブログに掲載されています。
 http://asajp.at.webry.info/201312/article_2.html



2 大阪でNGO指導者研修会
 公益財団法人エイズ予防財団が平成25年度NGO指導者研修会の参加者を募集しています。開催は来年(2014年)3月1日(土)、2日(日)の2日間です。奇しくも初日はUNAIDSの第1回差別ゼロデーですね。開催概要はエイズ予防情報ネット(API-Net)でご覧ください。
 http://api-net.jfap.or.jp/training/index.html

 《HIV感染症/エイズに関する知識のアップデート、実際の活動事例の共有や実践的なグループワーク等を通じて、日ごろの活動に還元できる知見と技術の習得、エイズ問題に取り組むNGOの組織基盤づくりに役立てることを目的とします》

 日程:2014年3月1日(土)、2日(日)
 会場:TKP大阪梅田ビジネスセンター
 
対象はエイズNGO で1年以上の活動経験をもち、今後2年以上活動を継続できる人で、次世代を担う指導者(リーダー)候補者。申し込みの締め切りは2014年1月10日(金)必着です。



3 ネルソン・マンデラ氏死去
 南アフリカの反アパルトヘイト運動の指導者で、エイズ対策にも多大な貢献を果たしてきたネルソン・マンデラ元大統領が12月5日、死去しました。HIV/エイズ分野からもマンデラ氏の死を悼み、その功績を称える追悼の言葉が相次いで発表されました。

 ネルソン・マンデラ氏の逝去を悼む(日本語仮訳) 世界基金
  https://www.facebook.com/FriendsoftheGlobalFundJapan/posts/666091366747013

 UNAIDS and the entire AIDS community are heartbroken by the passing of the global statesman Nelson Mandela(英文) 国連合同エイズ計画(UNAIDS)
http://www.unaids.org/en/resources/presscentre/pressreleaseandstatementarchive/2013/december/20131205mandela/

 The IAS mourns the passing of Nelson Mandela(英文) 国際エイズ学会(IAS)
http://www.iasociety.org/Web/WebContent/File/IAS_mourns_the_passing_of_Nelson_Mandela_6_Dec_2013.pdf



4 世界基金増資会合で、各国政府や民間ドナーが120億ドルの拠出を誓約
  エイズ、結核、マラリアの三大感染症と闘うための資金確保を目指した世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)の第4回増資会合が12月2日(月)と3日(火)の2日間、米国の首都ワシントンで開かれました。2014年から16年までの3年間の資金として、世界基金に対し、参加国、民間財団、企業などのドナーから総額で120億ドル(約1兆2000億円)の拠出誓約がありました。日本政府は参加国中4番目に多い、8億ドルの拠出を約束しています。
 http://www.ca-aids.jp/features/93_sekai_kikin_4.html

 2011〜13年の3年間のための第3回増資会合(2010年)の誓約額(92億ドル)より30%増となっており、三大感染症対策への国際社会の継続的な支援の姿勢が示されるかたちになりました。

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