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zoom RSS TOP-HAT News第59号(2013年7月)

<<   作成日時 : 2013/08/01 13:06   >>

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          第59号(2013年7月)
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 TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
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          エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


    ◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに 20年後の夏も熱いぞ

2 第27回日本エイズ学会の「HIV陽性者参加支援スカラシップ」募集開始

3 TICADシンポ報告「エイズを考える:アフリカと日本の共通課題」 

4 ACジャパン支援団体キャンペーン広告「スタートライン」が7月1日にスタート

      ◇◆◇◆◇◆

1 はじめに 20年後の夏も熱いぞ

 第20回AIDS文化フォーラムin横浜が8月2日(金)から4日(日)までの3日間、かながわ県民センター(JR横浜駅西口徒歩5分)で開かれます。1994年8月に横浜で第10回国際エイズ会議が開かれてから、もう20年もたつのですね。この間、日本のエイズ対策はどうだったのかということを考えると・・・どうだったのでしょうか。

 横浜ではあの夏、第10回国際エイズ会議がパシフィコ横浜で開催され、世界中からエイズ研究やエイズ対策の専門家が集まってきました。その大会議と時期を合わせ、横浜市内の別会場で開かれたのが第1回AIDS文化フォーラムです。

 国際エイズ会議に参加するには、決して安くはない登録料が必要です。もちろん、エイズ分野にかかわる人たちにとっては、それでもなお、出席する価値がある会議ではあるのですが、エイズの流行はそうした専門家たちだけが関心を持っていれば、それで対応できるというものではありません。

 何とかもっと多くの人が参加できる枠組みを作ろうということで、AIDSをテーマにした文化フォーラムというコンセプトが生まれました。発案者は当時、エイズアクションというグループの事務局長だった南定四郎さんです。「文化」の2文字が入っている。この点が重要ですね。エイズは医療分野だけで対応できるものではない。流行がもたらす大きな影響を考えれば、もっと視野を広げて考える必要がある。南さんはおそらく、そう考えたのだと思います。

 エイズアクションは東京が活動の拠点だったので、南さんは会議の1年以上前から東京と横浜を行ったり来たりして、登録料を払わなくても、誰でも参加するできる文化フォーラム開催の意義をさまざまな人に説明しています。最初のうちは反応もあまり芳しくなかったようで、なかなか理解者、賛同者が得られなかった・・・というか、趣旨に理解や賛同はしても、一緒にやりましょうという人はなかなかでてきませんでした。

 横浜YMCAの長澤勲さんと南さんが出会ったのは、そんな時期だったようですね。長澤さんが「それは大切だ。やりましょう」といってくれたことで、事態は大きく動くことになりました・・・20年もの時間が経過すると、こうした話は神話というか、伝説というか、どこまでが本当なのかよく分からなくなってしまう側面もあります。そういう時には、ご本人にお聞きするのが一番ですね。

 20回の節目を迎えた今年のフォーラムでは、初日の2日午前10時から、そのまたとない機会が実現します。開会式で《HIV/AIDS これまでの20年、これからの20年 何が変わり、何が変わっていないのか》というセッションが予定されているからです。まずはプログラムをご覧いただきましょう。
  http://homepage2.nifty.com/iwamuro/abf2013.htm

 初回を知る人たち(肩書は当時)として以下の4人の方がお話しをされます。

 発案者:南定四郎さん(エイズアクション)
 初代事務局長:長澤勲さん(横浜YMCA)
 運営委員:岩室紳也さん(神奈川県秦野保健所)
 県担当者:岡島龍彦さん(神奈川県衛生部)

 楽しみですね。おそらくはその初回を知る人たちも、AIDS文化フォーラムがまさか20年も続くイベントになるとは当時、思っていなかったのではないでしょうか。もちろん、その功績は初回だけでなく、20回のフォーラムを支えてきた代々の人たち、そして真夏の猛暑の中を全国各地から参加したたくさんの人たちにも等しくあります。続けるということは大切ですね。

 簡単に20年というけれど、並大抵のことではありません。初回の苦労話とあわせ、この間の良かったこと、残念だったこと、いろいろなお話が、客席も含め、それぞれの当事者から聞けるといいですね。開会式のセッションだけではとてもすべてを語り尽くせないでしょうから、今年は期間中、折に触れて「あの時はこうだった」「いや、こうでしょう」といった話があちらこちらで盛り上がり、それがまたこれからの20年を考える指針になる。そんな世代間対話の場になるかもしれません。しつこいようだけど、ますます楽しみです。

 それにしてもこの20年、何が変わり、何が変わっていないのか。議論は尽きませんね、きっと。


2 第27回日本エイズ学会の「HIV陽性者参加支援スカラシップ」募集開始

 HIV陽性者を対象に第27回日本エイズ学会学術集会総会の参加登録料と交通費・宿泊費を助成する「HIV陽性者参加支援スカラシップ」の募集が始まりました。応募締め切りは9月30日(月)です。
 http://www.ptokyo.com/scholarship/scholarship2013.html

 応募用紙は上記サイトからpdf版をダウンロードしてください。HIV陽性者を対象にしたスカラシップは2006年の第20回学会から始まった制度で、現在は社会福祉法人はばたき福祉事業団、特定非営利活動法人ぷれいす東京、特定非営利活動法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス、公益財団法人エイズ予防財団によるHIV陽性者参加スカラシップ委員会が運営にあたっています。

 第27回日本エイズ学会学術集会総会は今年11月20日(水)〜22日(金)に熊本市で開かれる予定です。 最終日の11月22日午後には学会プログラムとして、会場でスカラシップ恊働シンポジウム「治療と社会的偏見の解消」が開かれます。


3 TICADシンポ報告「エイズを考える:アフリカと日本の共通課題」

 第5回アフリカ開発会議(TICAD5)の配偶者プログラムとして行われた国際シンポジウム「エイズを考える:アフリカと日本の共通課題」の開催報告が世界基金支援日本委員会のサイトに掲載されています。
 http://www.jcie.or.jp/fgfj/02/seisaku/2013/gh-ticadv/spouse/

 外務省主催のシンポで、TICAD初日の6月1日午後、パシフィコ横浜アネックスホールで開かれました。日本のファーストレディ、安倍昭恵夫人やアフリカ各国の首脳夫人のほか、第2回野口英世アフリカ賞受賞者のピーター・ピオット前UNAIDS事務局長(ベルギー)とアレックス・コウティーノ博士(ウガンダ)も出席。国内からは大木幸子・杏林大学教授が「コミュニティの経験を政策に生かす」をテーマに現状報告を行ったあと日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス(JaNP+)の長谷川博史代表が「東京のゲイコミュニティのスティグマとの闘い」について、現場での体験を踏まえて報告しました。スティグマ(偏見)との闘いはコウティーノ博士が記者会見などで強調していたウガンダのエイズ政策の課題とも共通しており、長谷川さんの報告にコウティーノ博士は大きくうなずいていました。


4 ACジャパン支援団体キャンペーン広告「スタートライン」が7月1日にスタート
 
 公益社団法人ACジャパンの支援による「HIV検査促進」のための広告「スタートライン」が7月1日から、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、交通広告(首都圏を中心)で展開されています。公益財団法人エイズ予防財団のサイトでポスターなどが紹介されているので、ご覧ください。
http://www.jfap.or.jp/various/ACjapan2013.html

 EXILE のAKIRAさんが「検査、それがスタートライン」というメッセージで、治療の進歩によりHIVの早期検査がますます大切になっていることを呼びかけています。キャンペーンは来年6月30日まで続けられます。

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