エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト

アクセスカウンタ

zoom RSS TOP-HAT News 第47号(2012年7月)

<<   作成日時 : 2012/07/31 15:06   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
メルマガ:TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第47号(2012年7月)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。
なお、東京都発行のメルマガ「東京都エイズ通信」にもTOP-HAT Newsのコンテンツが掲載されています。購読登録手続きは http://www.mag2.com/m/0001002629.html で。
エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部


◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

1 はじめに エイズは続いている

2 第19回AIDS文化フォーラムin横浜、8月3日から3日間

3 米国で22年ぶり国際エイズ会議 ワシントンDC宣言が公式宣言に

4 「グローバル・エイズ・アップデート」が創刊200号

5 新刊紹介『新エイズ予防指針と私たち』

◇◆◇◆◇◆

1 はじめに エイズは続いている

今年度の世界エイズデー国内啓発キャンペーンのテーマが《“AIDS”GOES ON… 〜 エイズは続いている 〜》に決まりました。 このテーマは厚労省と公益財団法人エイズ予防財団が主唱し、各自治体やNPOなどが12月1日の世界エイズデーを中心にした啓発キャンペーンを展開するときに活用できるようになっています。今年は何をメッセージとして伝えるのか。その方向性を示すことは、国の大きな役割のひとつですが、一方でキャンペーンには現場でエイズ対策に取り組む人たちの自発性も大切です。「主唱」というのはちょっと固い言葉ですが、そのあたりのニュアンスを含んだとらえ方でしょうね。

 大きな方向性の明示と自発性の尊重が両立できるように、テーマ策定にあたっては2010年からエイズ予防財団とHIV/エイズ分野のNPOの有志を中心に策定プロセスを模索する試みが続いています。国内のエイズの流行状況と対策の課題を把握し、その現状を踏まえたうえで、いま必要なメッセージは何かを探っていく。そのためにエイズ対策の現場の声が反映できるようなプロセスを経て、テーマが決まっていくかたちを育てていきたいとの発想があるからです。

 具体的には、東京と大阪で毎年のテーマの方向性を議論する公開のフォーラムを開催するとともに、エイズ情報ネット(API-Net)で意見の公募も行い、その結果をもとに10人程度のメンバーからなる検討会議で具体的なテーマに練り上げていく作業を進めていきます。そうしたプロセスを経て決定した今年度を含む3年間のテーマは以下の通りです。

 2010年度 続けよう 〜 Keep the Promise, Keep your Life〜
 2011年度 エイズとわたし 〜支えることと 防ぐこと〜
 2012年度 “AIDS”GOES ON… 〜 エイズは続いている 〜

 「今年はどうして、このテーマなのか」ということを説明できるようにする。テーマ案を策定する過程ではこの点が重視されてきました。今年はどうして《エイズは続いている》なのか。コミュニティアクション2012のサイトにテーマ策定のベースとなる現状認識やテーマの趣旨が紹介されているので、引用しておきましょう。
 http://www.ca-aids.jp/features/28_worldaidsdaytheme.html

【 現状認識 】
 平成24年はわが国のエイズ政策の基本となるエイズ予防指針が改正され、今後の約5年を見通したわが国のエイズ対策が新たなスタートを切った節目の年です。また、厚生労働省エイズ動向委員会がまとめた新規HIV感染者・エイズ患者報告によると、平成24年第1四半期の時点で、国内の累積感染者・患者報告数が2万人を超えたことが明らかになりました。しかも、動向委員会報告のエイズ患者報告数は22、23年の2年連続で過去最高を更新しており、国内のエイズの流行は緩やかな拡大傾向を維持したまま継続していると判断せざるを得ません。  一方で、HIV感染の予防対策の基本となるHIV検査および相談件数はこの3年ほど減少ないしは頭打ちの状態で、流行が拡大しているにもかかわらず、エイズに対する社会的関心は大きく低下していることがしばしば指摘されています。
 そうした中で啓発キャンペーンを展開し、HIV感染の拡大を抑えるためには、エイズの流行が続いていることを基本的な認識として社会が共有し、そのうえでHIV感染の予防にも資するようなかたちで必要な支援の枠組みを整えていくことが求められています。

【 テーマの趣旨 】
 《“AIDS GOES ON...》は、国内においてエイズの流行が継続しているという事実を直截に示したメッセージです。日本語でも「エイズは続いている」という極力シンプルなメッセージを加えました。社会的な関心が低下しているからといって、それでエイズの流行が下火になるわけではありません。HIVというウイルスを抱えて社会生活を続けている人、地道にHIV陽性者を支え続けている人、さまざまな分野でエイズ対策に取り組み続けている人は、いまも全国各地にいます。「続いている」という認識を共有することは、エイズの流行に大きな影響を受けている人たちを支え、エイズ対策に取り組む人たちを励まし、新たなHIV感染の拡大を抑えるために必要な予防の意識を高めていく機会を提供することにつながります。


2 第19回AIDS文化フォーラムin横浜、8月3日から3日間

 《AIDS??文化??? 〜仲間 新発見〜》をテーマにした2012(第19回)AIDS文化フォーラムin横浜が8月3日(金)から5日(日)まで、かながわ県民センターで開かれます。

 AIDS文化フォーラムin横浜は、1994年に横浜で第10回国際エイズ会議が開催されたのをきっかけに生まれ、毎年夏に全国からエイズ対策にかかわる人たちが多数、参加しています。今年のプログラムは公式サイトでご覧ください。
 http://homepage2.nifty.com/iwamuro/abf2012.htm

 エイズ&ソサエティ研究会議の第110回フォーラム『エイズは続いている〜2012年度キャンペーンテーマとコミュニティアクション』も8月5日午後1時から会場で開かれます。
 http://asajp.at.webry.info/201207/article_1.html



3 米国で22年ぶり国際エイズ会議 ワシントンDC宣言が公式宣言に

 「Turning the Tide Together(力を合わせて流れを変えよう)」をテーマにした第19回国際エイズ会議(AIDS2012)が7月22日から27日までの6日間、米国の首都ワシントンで開かれました。米国ではHIV陽性者の入国規制政策が続いていたため、1990年の第6回(サンフランシスコ)を最後に国際エイズ会議が開けない状態が20年以上、続いていましたが、2年前にその規制が完全に撤廃されたため、22年ぶりの会議開催が可能になりました。
 http://asajp.at.webry.info/201207/article_5.html

 会議には医学研究者、臨床医、HIV陽性者団体やNPOのメンバー、国連機関、企業関係者、行政官ら世界195カ国から約2万3000人(開会式時点)が参加し、国際エイズ学会(IAS)と米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)から発表されたワシントンDC宣言が会議の公式宣言として採用されました。

 「エイズの流行の終わりの始まり」を強調するワシントンDC宣言は、会議開幕前に広く世界中のエイズ関係者から署名を募り、開会式で公式宣言として紹介されています。宣言全文と署名を呼びかけるプレスレリースの日本語仮訳をHATプロジェクトのブログに掲載しましたので、ご覧ください。

 エイズ流行の終結に向けたワシントンDC宣言
 http://asajp.at.webry.info/201207/article_5.html

 署名を呼びかけるプレスレリース
 http://asajp.at.webry.info/201207/article_2.html


4 「グローバル・エイズ・アップデート」が創刊200号

海外のHIV/エイズ関係のニュースを日本語に要約して紹介しているアフリカ日本協議会のメルマガ「グローバル・エイズ・アップデート」が7月16日発行分で創刊200号を迎えました。2004年の創刊以来、隔週で発行を続け、HIV/エイズ対策の国際的動向を知るうえで貴重な情報源となっています。記念号は《創刊8年:国際保健とエイズを取り巻く「変わったこと 変わらないこと」》と題した特別編集版になっています。
 http://melma.com/backnumber_123266_5608462/


5 新刊紹介『新エイズ予防指針と私たち』

 わが国のエイズ対策の基本方針ともいえるエイズ予防指針について分りやすく解説した書籍『新エイズ予防指針と私たち ― 続けよう、HIVとの闘い ―』(公益財団法人エイズ予防財団編)が出版されました。

 エイズの流行30年の世界的な節目の年だった2011年にほぼ1年をかけて検討が進められた改正エイズ予防指針を座談会や取材記者のレポートで分かりやすく説明するとともに、情報共有型キャンペーン「コミュニティアクション2011」の実施報告や2006年から5年間にわたるエイズ戦略研究の成果なども報告されています。

 詳しくはエイズ予防財団の公式サイトをご覧ください。
 http://www.jfap.or.jp/various/announce_120706.html

 
 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
TOP-HAT News 第47号(2012年7月) エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる