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zoom RSS ミシェル・シデベ氏を国連合同エイズ計画(UNAIDS)の新事務局長に指名

<<   作成日時 : 2008/12/03 17:42   >>

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(解説) 国連合同エイズ計画(UNAIDS)の新事務局長に現UNAIDS事務次長のミシェル・シデベ氏が決まった。12月1日の世界エイズデーに潘基文・国連事務総長から正式指名を受け、2009年1月1日に就任する。UNAIDSは発足以来、14年間にわたりピーター・ピオット氏が事務局長を務めており、シデベ氏は2代目となる。選考委員会による候補者選考の結果、実務経験に裏打ちされた信頼性、エイズの流行の深刻な打撃を受けているアフリカ出身であることなどが、多数の有力候補者の中からシデベ氏が選ばれる決め手になったようだ。


ミシェル・シデベ氏を国連合同エイズ計画(UNAIDS)の新事務局長に指名

英文はUNAIDSのサイトでご覧下さい。
http://www.unaids.org/en/KnowledgeCentre/Resources/PressCentre/PressReleases/2008/20081201_PR_Sidibe_Appointment.asp


【2008年12月1日ジュネーブ】世界エイズデーの12月1日、潘基文・国連事務総長は、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の次期事務局長としてミシェル・シデベ氏(Mr. Michel Sidibe)を指名した。

 UNAIDS現事務局長のピーター・ピオット氏は、「とても能力のある人物が、UNAIDSのリーダーシップをとることになった。UNAIDSは、エイズへの地球規模の対応についてこれまでかちとってきた進歩を継続していくという重要な役割を負っている」と述べ、シデベ氏を祝福した。シディベ氏はこれに応え、「UNAIDS事務局長の指名を光栄に受け止める。エイズは、世界のどの場所においても、いまだ克服されていない。私たちは、エイズへの対応について、データと人権に裏付けられた強力で長期的なリーダーシップと資金的なコミットメントを必要としている。私は、国連システムの内部から、世界のあらゆる地域のパートナーとともに仕事をしていきたい」と述べた。

 シデベ氏は現在、UNAIDSのプログラム担当事務次長および国連事務次長補を務めている。国際公衆保健・開発・エイズ問題について27年の経験を有し、20年以上、国際連合の枠組みの中で、最初は国連児童基金(UNICEF)でニューヨークおよびアフリカ諸国での職務に従事し、2001年以降、UNAIDSでジュネーブに勤務してきた。

 シデベ氏は、HIV予防・治療・ケア・サポートへの普遍的アクセスの促進について指導力を発揮してきた。また、「エイズに関する多国間・国際援助主体の協調の促進に関する地球規模タスク・チーム」の共同議長として、エイズにかかわる国家計画および各システムの多国間での協調・調和化をリードした。さらにシディベ氏は、国連改革のプロセスを前進させ、市民社会・政府およびHIV陽性者とのパートナーシップの強化に努めてきた。


(シデベ氏の略歴)
 
Michel Sidibé began his career in global health almost 30 years ago when he became concerned with the health and welfare of the nomadic Tuareg people in the Timbuktu region of his native Mali. What began as a modest consulting role with Mali's Bureau of African Applied Research evolved into a position as country director for the international development federation Terre des Hommes. There he helped to establish some of Mali's first programmes for resettlement, regional development and primary health care.

ミシェル・シディベの国際保健での経歴は、約30年前、母国マリのティンブクトゥ地方で遊牧民トアレグの健康と福祉に関わったことから始まる。「アフリカ応用調査」マリ事務所のコンサルタントから国際開発ネットワーク「人間の土地(Terre des Hommes, TDH)」のマリ所長となり、再定住、地域開発、プライマリ・ヘルス・ケアの領域で、マリで最初のいくつかのプログラムの企画運営に従事した。

In 1987 UNICEF recruited Mr Sidibé to work in the Democratic Republic of Congo, commencing over 20 years of service with the United Nations. From there he moved to UNICEF Headquarters, where he oversaw programmes spanning 10 francophone African countries. He later served as UNICEF Country Representative in Swaziland, Burundi, and Uganda.

1987年にユニセフに入り、コンゴ民主共和国に赴任したことから、20年を超える国連での勤務が始められた。ユニセフ本部に移り、アフリカの仏語圏10ヶ国を対象とするプログラムを担当し、後にスワジランド、ブルンジ、ウガンダの事務所長を勤めた。

In 2001, Mr Sidibé joined UNAIDS as Director of Country and Regional Support, overseeing a reform effort that is recognized as having transformed UNAIDS into a more focused, efficient and effective joint programme for delivering country-level results.

2001年にUNAIDS国家地域支援部の部長に就任し、組織改革に携わった。目的を明確にした効率的で実質的な(10の国連機関による)合同計画へとUNAIDSを進化させ、国レベルで成果を挙げた功績は評価されている。

Mr Sidibé was appointed in 2007 to UNAIDS Deputy Executive Director of Programmes and Assistant Secretary-General of the United Nations. In this capacity, he manages more than 70 percent of UNAIDS financial and human resources and leads UNAIDS' seven regional support teams and 81 country offices.

2007年にはUNAIDSのプログラム担当副事務局長と国連の事務局長補佐に任命された。職員と予算の7割を統括する地位であり、UNAIDSの7つの地域支援チームと81ヶ国の事務所を率いている。

Over his career, Mr Sidibé has personally engaged key world leaders in working toward sustainable and strategic responses to AIDS. He was instrumental to the development of the first-ever Network of People Living with HIV in Burundi, and continues to actively support the meaningful involvement of people living with and affected by HIV in all aspects of the response.

エイズへの持続可能で戦略的な対策を目指すこれまでの経歴を通じて、世界の主要な指導者たちと親交を築いてきた。またブルンジでの最初のHIV陽性者ネットワーク設立を助け、HIVとともに生きる人びと、影響を受けている人びとが対策のあらゆる局面に参画して貢献できるよう、積極的な支援を続けている。

His other significant career achievements include pioneering the first movement for girls' education in Africa, managing an immunization program for 30 million people in the Democratic Republic of Congo, securing a humanitarian corridor for providing life-saving medication during the aid embargo in Burundi, negotiating the successful release and rehabilitation of child soldiers from Eastern Congo, and convening one of the first agreements on price reductions for antiretroviral drugs in Africa.

そのほかに特筆すべき業績として、アフリカで少女に教育を提供する最初の運動を開始し、コンゴ民主共和国では3,000万人予防接種プログラムを実施した。ブルンジでは、海外からの援助が排除された際に救命医療を提供する人道救援ルートを確保し、また西コンゴからの少年兵の解放と社会復帰をはかる交渉を成功させた。さらに、アフリカにおいてエイズ治療薬の価格を引き下げる初期の合意の一つを導いた。

Born in 1952, Mr Sidibé is a citizen of Mali. He holds advanced academic degrees in economics, international development and social planning. He is fluent in English and French, and speaks a number of African languages. He is married with four children.

1952年生まれでマリ国籍。経済学、国際開発、社会計画の学位をもち、堪能な英語と仏語に加え、アフリカのいくつかの言語を話す。既婚で4人の子どもがいる。

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