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zoom RSS メルマガ TOP-HAT News 第11号

<<   作成日時 : 2008/11/22 01:13   >>

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メルマガ:TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第11号(2008年11月)
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 TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人AIDS&Society研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。

   AIDS&Society研究会議 TOP-HAT News編集部

◆◇◆ 目次 ◇◆◇

1 東京都がエイズ対策でパブリックコメント募集

2 都庁も赤くライトアップ 12月1日は世界エイズデー

3 ちょっとの愛から始まること

4 世界のキーワードは「リーダーシップ」

5 『金融危機の中のエイズ対策 〜 激動の2008年の総括と09年への展望』

     ◇◆◇◆◇◆

1 東京都がエイズ対策でパブリックコメント募集
 
 今後5年程度をめどにしたエイズ対策のあり方について、東京都エイズ対策専門家会議が「東京都におけるエイズの現状〜現在の課題と今後の方向性〜(中間報告)」をまとめた。この中間報告について、東京都が11月20日から12月3日までパブリックコメントを募集している。

 東京都は中長期的なエイズ政策を進めるための「エイズ対策推進計画(仮称)」を今年度中に策定する方針で、その基本的な考え方について、エイズ対策に関係する各分野の専門家らで構成する専門家会議がこれまで検討を進めてきた。中間報告は検討結果を集約したもので、エイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染拡大の防止とHIV陽性者に対する支援、エイズ対策への理解を広げるための啓発活動の強化などの必要性が強調されている。

 報告は(1)エイズについて(エイズの特徴とこれまでのエイズ対策)、(2)東京都のエイズの現状(全国および諸外国と比べて)、(3)東京都の現状から浮かび上がる課題と今後のエイズ対策の方向性・・・の3部構成。パブリックコメントで広く都民から得られた意見を踏まえ、最終的な専門家提言がまとめられることになっている。

 コメントは電子メール、ファクス、郵送で受け付けており、中間報告のポイントと全文、コメント応募方法などは、都の公式ウエブサイトの《東京都エイズ専門家会議「中間報告」パブリックコメントの実施について》で見ることができる。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/aids/public_comment/index.html


2 都庁も赤くライトアップ 12月1日は世界エイズデー

去年の11月に発行したこのメルマガの第6号でも紹介したことがあるが、12月1日は世界エイズデーなので、世界中でエイズに関するイベントが展開される。どうして12月1日なのか、日付に何か意味があるのか、実はよく分からない。1988年の1月、ロンドンで開かれたエイズ対策世界保健大臣会議で世界エイズデーの制定が決められ、その年の12月1日が第1回となった。

 いくら何でも世界エイズデーの1日だけ盛り上がっていたのではしょうがないだろうということで、最近は世界エイズキャンペーンという国際的なキャンペーン推進母体が作られ、各国でも年間を通じてキャンペーンを続けていく傾向が強くなっている。

 東京都の場合は11月16日から12月15日までがエイズ予防月間となっており、《エイズのこと意識したのいつ?》というキャッチコピーのもとで期間中、様々なイベント、啓発活動が実施されている。新宿の都庁舎も12月1日(月)から3日(水)まで、夜になるとエイズ対策のシンボルであるレッドリボンにちなんで赤一色にライトアップされる予定だ。時間は午後7時〜9時。エイズ予防月間の詳細は東京都のサイトでご覧下さい。
 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/aids/yobo_gekkan/index.html


3 ちょっとの愛から始まること

 厚生労働省とエイズ予防財団のエイズデーキャンペーンについては、エイズ予防情報ネットのサイトに詳細が紹介されている。
  http://api-net.jfap.or.jp/htmls/frameset-11.html

こちらの標語は「Living Together〜ちょっとの愛から始まること〜」。《様々なセクシャリティ (性行動の対象の選択や性に関連する行動・傾向 )の人々や、HIV陽性の人々、陰性の人々が一緒に生きている現実をありのままに受け止め、エイズのまん延防止や差別・偏見の解消のために、ひとりひとりに何ができるかを国民全体で考えていく》というのが選定の趣旨だという。


4 世界のキーワードは「リーダーシップ」

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)のウエブサイトには、「2008年は世界エイズデーの20周年である」と書かれている。88年が1回目なので、昨年が20回目。そして今年が20周年ということになる。エイズの流行との闘いは気の遠くなるような長い闘いなので、なにか節目がほしい。気持ちは分かりますね。
http://www.unaids.org/en/KnowledgeCentre/Resources/FeatureStories/archive/2008/20081027_WAD_2008.asp

その20周年の世界エイズデーのテーマは、国際的には「Lead−Empower−Deliver」。困るなあ。語呂はいいし、格好もいいのだが、日本語には訳しにくいという英単語がご丁寧に3つも並んでいます。「先導し〜力づけ〜届けよう」。分かるようで、いまひとつ要領を得ない。去年は「Take the Lead」で、これは「率先して」とか「先頭に立って」といった感じだろう。世界エイズキャンペーン(WAC)の公式サイトにも少し、説明がある。
http://www.worldaidscampaign.org/en/Key-events/World-AIDS-Day/World-AIDS-Day-2008/Lead-Empower-Deliver

それによると、キャンペーン全体の標語は「ストップ・エイズ 約束を守れ」であり、それとあわせて「リーダーシップ」が2007、08年の世界エイズデーのテーマになっているという。

その前の2006年のテーマが「accountability(説明責任)」だったので、じゃあその説明責任は果たされているのかということでリーダーシップが注目され、「エイズの流行を抑えるためになされた約束とその後の行動との不一致」に焦点があてられるようになった。国際会議で約束を連発しても、実現しなければしょうがないというわけだ。07年には「社会のすべてのレベルのリーダーシップが大切だね」ということになり、08年はそれを受けて「「Lead−Empower−Deliver」、意訳を許してもらえば、「率先垂範、みんなを元気づけ、大きな力を生み出していこう」といったところだろうか。最近の日本にもぴったりな感じがします。


5 『金融危機の中のエイズ対策 〜 激動の2008年の総括と09年への展望』
    AIDS & Society研究会議 第92回フォーラムのお知らせ

 日時 12月17日(水)午後5時〜7時
 場所 慶應大学三田校舎研究室棟A会議室(東京都港区三田2-15-45)
   (JR田町駅、都営地下鉄浅草・三田線三田駅、大江戸線赤羽橋駅から徒歩7、8分)
 講師 国際エイズ学会(IAS) クレイグ・マクルア事務局長
    東京大学医科学研究所  岩本愛吉教授

 2008年は政治も経済も大きく揺れた年でした。リーマンブラザースの破綻に端を発したニューヨークの金融危機は世界同時株安を誘発し、国際社会はいま、世界が大恐慌に突き進むのを食い止めようと懸命です。11月の米大統領選ではバラク・オバマ氏が当選し、米国初の黒人大統領が誕生することになりました。日本では北海道洞爺湖サミットの議長を務めた福田康夫首相が9月に突然の辞任を表明し、麻生政権が発足しています。

 その激動の中で世界および日本のエイズの流行はどう変化し、金融危機はエイズ対策にどんな影響を及ぼすのか。AIDS & Society研究会議の第92回フォーラムは、国際エイズ学会(IAS)のクレイグ・マクルア事務局長をお招きし、アジア選出のIAS理事でもある岩本愛吉教授とともに、8月にメキシコシティで開かれた第17回国際エイズ会議の議論を中心に激動の2008年を振り返っていただきます。また、金融危機という新たな、そして抜き差しならない変動要因を抱えた2009年の展望について討議したいと思います。

 マクルア氏からは、来年7月に南アフリカのケープタウンで開かれる第5回国際エイズ学会(IAS2009)、および2010年7月にオーストリアのウィーンで開催される第18回国際エイズ会議(AIDS2010)の概要も紹介していただきます。

クレイグ・マクルア氏(Craig McClure)
 カナダのNGO「Canadian Treatment Information Exchange」やニューヨークを拠点とする国際エイズワクチン推進構想(IAVI)で、HIV治療に関する情報提供やワクチン開発のための政策策定、教育、アドボカシー活動などに取り組んだ後、2003年から世界保健機関(WHO)で抗レトロウイルス治療普及のための「3バイ5計画」を担当した。04年、国際エイズ学会(IAS)事務局長に就任。国際エイズ会議などの運営に積極的に関与するとともに、HIV/エイズ研究の促進、予防、治療の普及、およびHIV陽性者、HIV感染のリスクにさらされやすい人たちへの偏見や差別の解消などに継続して取り組む。

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