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zoom RSS ピーター・ピオット氏 世界エイズデー・スピーチ

<<   作成日時 : 2007/12/26 13:43   >>

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(解説)12月1日の世界エイズデーに寄せた国連合同エイズ計画UNAIDS)のピーター・ピオット事務局長のスピーチです。


 今日は世界中で何百万人もの人が20回目の世界エイズデーに注目しています。エイズについて考えるのは1年でこの日だけという人もいるでしょう。しかし、日々、エイズに直面している人もたくさんいます。

 世界保健機関(WHO)がすべての人に向けて「世界全体での闘いに加わろう」と呼びかけた1988年の第1回世界エイズデー以来、エイズは私たちの時代の大きな課題の一つになりました。

 流行は世界に広がり、女性の感染が増えています。1988年には報告件数が最も多かったのは依然、米国だったし、ほとんどが男性でした。現在はどこの国でもHIV感染は存在しています。そしてHIV陽性者の半数は女性です。

 対策も世界規模になりました。国連加盟国は昨年、HIV予防、治療、ケア、支援の普遍的アクセスに向けて、対策の規模を大きく拡大することを約束しました。途上国で現在、250万人以上が延命効果のある抗レトロウイルス治療を受けています。多くの国でHIVの新規感染が減りつつあります。

 現在の問題となっているのは、エイズを政策課題のトップに位置づけ、国レベルおよび地方レベルでの対策を促進するため、こうしたリーダーシップを持続させることができるかどうかです。いかなるかたちにせよ、リーダーシップの後退は致命的です。世界が行動をとるまでにこれほど長く時間がかかってしまったために、エイズの流行は世界規模に拡大しました。そして、成果があがり始めているといっても、まだまだ先は長いのです。

 エイズ対策に必要な資金の不足はいまなお深刻であり、エイズを取り巻く偏見と差別は広がり続けています。このため、抗レトロウイルス治療が必要な人の3分の2は治療へのアクセスが得られていません。HIV感染のリスクに曝されやすい立場の人で、自らの感染を防ぐ手段が得られるのは10人に1人にも満たない状態です。

 リーダーシップの持続とエイズ対策の促進は単に政治家だけの課題ではありません。宗教界や地域、若者、議会の指導者、企業経営者、労働組合の指導者なども含まれます。HIV陽性者とその家族や友人も含まれるのです。あなたと私もです、つまり、偏見と差別をなくし、エイズと闘うためのより多くの資金を確保できるようにすることを求めている私たちすべてが含まれるということです。

 そして、私たちすべてが毎日、エイズに焦点をあてる必要があります。そうならなければ、HIV予防、治療、ケア、支援の普遍的アクセスの達成を期待することはできないでしょう。

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