エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト

アクセスカウンタ

zoom RSS メルマガ:TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)第6号(2007年11月)

<<   作成日時 : 2007/11/01 20:13   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
メルマガ:TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)
        第6号(2007年11月)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人AIDS&Society研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発メールマガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。

AIDS&Society研究会議 TOP-HAT News編集部

◆◇◆ 目次 ◇◆◇

・ 12月1日は世界エイズデー 今年で20回目です
・ 点から面へ東京都はエイズ予防月間です
・ エイズについて知りたければ「ふぉー・てぃー」へ
・ ハイリゲンダムから洞爺湖へ 国際的な動きにも注目しよう

◆◇◆◇◆◇

◎ 12月1日は世界エイズデー 今年で20回目です

 エイズ対策は1日だけがんばるのではなく、毎日毎日の積み重ねが大切です。もちろん、それは分かっています。分かっているんですけどねえ、仕事も勉強も、いろいろあって、なかなか大変です。そういう人もたくさんいます。むしろ、世の中はそういう人の方が圧倒的多数です。日本だけがそうなのではなく、実は世界中、事情はあまり変わらないらしく、1988年から毎年12月1日が世界エイズデーになっています。

 この年、つまり1988年の1月にロンドンでエイズ対策世界保健大臣会議というのが開かれました。世界で最初のエイズの公式症例報告が米国であったのは1981年の6月でした。それから6年半が経過して、世界はようやく、「何とかみんなで協力してこの大変な病気の対策に取り組んでいこう」という会議を開いたのです。その後のエイズの流行の拡大ぶりを考えると、ちょっと出遅れた感は否めませんが、とにかくこの会議で、毎年12月1日を世界エイズデーにしようと決めました。数えてみると、今年でちょうど20回目になります。

 最近は、世界エイズキャンペーンという民間のキャンペーン推進組織が作られ、12月1日だけでなく、世界中で年間を通じてキャンペーンを続けていこうという動きになっていますが、それでも12月1日は象徴的な1日です。日本でも11月後半から、12月前半にかけて、エイズ対策に理解を呼びかけるさまざまなイベントが計画されています。



◎ 点から面へ 東京都はエイズ予防月間です

 ということで、東京都もまた、世界エイズデーの1日だけでなく、11月16日から12月15日までの1カ月間を「東京都エイズ予防月間」として幅広く、啓発キャンペーンを予定しています。もうすぐ始まりますね。詳しくは
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kansen/aids/aindex/aindex.htm
でご覧ください。

 ちなみに今年のキャンペーンのテーマを紹介しておきましょう。
まず、東京都エイズ予防月間のテーマは
  「感染は、止められる。あなたから」
 厚生労働省の世界エイズデーキャンペーンテーマは
  「Living Together〜大切な人を守るために」
 世界エイズキャンペーンは
   「リーダーシップ」

 それぞれに力点の置き場所が異なっています。どれも大切なメッセージなので、ひとつだけというのでなく、総合的に受け止めていくのがよさそうです。



◎ エイズについて知りたければ「ふぉー・てぃー」へ

 エイズや性感染症について、いろいろと話し合ったり、情報を集めたりすることができる東京都のHIV/AIDS情報ラウンジ「ふぉー・てぃー」は池袋にあります。実は6月からオープンしているのですが、まだ知らない人も多いので、この際、お知らせしておきます。

 場所は豊島区東池袋一丁目20番9号、豊島区池袋保健所1階、エイズ知ろう館内。
 といっても分かりませんね。「ふぉー・てぃー」のウエブサイトに地図があります。
 http://www.4tweb.com/
 でご覧ください。オープンしている時間や活動の様子なども出ているので、よろしく。

 また、リンク欄のwAds2007、横浜エイズ市民活動センター、レッドリボンさっぽろ、エイズ予防情報ネット(エイズ予防財団)などのサイトからも世界エイズデーに関連したさまざまなイベント情報が得られますので、ぜひご覧ください。



◎ ハイリゲンダムから洞爺湖へ 国際的な動きにも注目しよう
 ドイツのハイリゲンダムで開かれた6月の主要8カ国首脳会議(G8サミット)では、地球温暖化対策と並んで、アフリカの成長と開発が主要課題でした。後者はとくに、エイズ、結核、マラリアの3大感染症対策をはじめとする保健分野の議論が中心となっています。来年の北海道・洞爺湖サミット(以下、洞爺湖サミット)では引き続きグローバルヘルス(地球規模の保健課題)が重要課題として取り上げられることが予想されます。

 ハイリゲンダムサミットの議長国ドイツのメルケル首相による議長総括は、(1)世界経済における成長と責任、(2)アフリカにおける成長と責任、(3)外交および安全保障問題、の三つが主要な柱になっており、二番目のアフリカに関してはほぼ3分の1が「保健システムとHIV/エイズ、結核、マラリアとの闘い」にあてられていました。

 G8首脳は「普遍的アクセスという目標、HIV/エイズ・マラリア・結核との闘いに関するミレニアム開発目標」への努力を拡大するとともに「今後数年間で少なくとも600億ドルを提供することによって保健システムを強化することに向けた努力を拡大する」との約束を改めて確認しています。「普遍的アクセス」というのは、HIV/エイズ、結核、マラリアの治療や検査、予防手段などのサービスを必要な人ならだれでも受けられる状態にすることです。

 600億ドルは日本円に換算すると約7兆2000億円。何年間でという期限は示されていませんが、だいたい5年程度の期間の拠出額と見られています。その場合、年額換算ではすでに先進諸国がここ1、2年の間に3大感染症対策に拠出している額とだいたい同レベルの計算になるので、より正確にはこれまでのレベルは最低限守りますという約束のようです。

 一方、国連などの推計ではエイズ、結核、マラリア対策に必要な資金は合計で年間330億ドルとされており、5年で600億ドルの拠出では必要額に遠く及びません。もちろん、途上国の自助努力も大切ですが、先進諸国にも一層の負担が求められるでしょう。ハイリゲンダムでは積み残しになった感もあるこのあたりのことが、洞爺湖サミットでどう取り上げられるのか、国際的には非常に注目されています。

 エイズを中心にした3大感染症の流行はアフリカの持続的な開発を妨げ、貧困を拡大させる要因にもなってきました。打撃の大きさと緊急性の高さから見て、アフリカに焦点が当てられるのは当然なのですが、一方でHIV感染の今後の拡大という観点からは、地球人口の6割を占めるアジアでの対策の拡大もアフリカと同程度に緊急な課題となっています。アジアでは8年ぶりの開催となる来年のG8サミットでは、この点への目配りも求められそうです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
メルマガ:TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース)第6号(2007年11月) エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる